30秒でわかるMMA団体

  • UFC=アメリカ。世界最大。ここのベルトが実質的に世界最高峰です
  • RIZIN=日本最大。大晦日の大会が名物。金網ではなくリングを使います
  • ONE=シンガポール。MMAだけでなくキックボクシングとムエタイも同じ大会でやります
  • PFL=アメリカ。シーズン制のトーナメントが特徴。2023年にBellatorを買収しました
  • ボクシングと違い、ベルトを出す団体=試合を組む会社です。だから「4団体統一」のような話が起きません

ボクシングはベルトを出す団体(WBAなど)試合を組む会社(プロモーター)が別々です。MMAはここが決定的に違います。UFCもRIZINも、興行会社そのものがベルトを出しています。

だからMMAでは「統一王者」という話がほとんど出てきません。UFCのベルトとRIZINのベルトを1人が持つ、ということが構造的に起きにくいのです。

主要4団体の比較

団体 本拠 試合場 特徴
UFC アメリカ 金網(オクタゴン) 世界最大。年間40大会前後。ここで勝つことがMMA選手の頂点
RIZIN 日本 リング 日本最大。大晦日大会が名物。キックボクシングの試合も混ぜます
ONE シンガポール 金網 アジア最大級。MMA・キック・ムエタイを同じ大会で行います
PFL アメリカ 金網 シーズン制のトーナメント。2023年にBellatorを買収

UFC|ここが world No.1

男子8階級・女子3階級。「UFCのベルト=その階級の世界一」という見方がほぼ定着しています。

日本人では平良達郎堀口恭司がフライ級のランキング上位にいます。朝倉海鶴屋怜もUFCで戦っています。

指名挑戦者の制度はゆるいのがボクシングとの違いです。ランキングを参考にしつつ、最終的には団体の判断で次の挑戦者が決まります。「1位なのに飛ばされた」ということが普通に起きます。

RIZIN|リングを使う、数少ない団体

PRIDEの流れをくむ日本の団体です。金網ではなくリングを使うので、金網際の攻防がなく、ロープ際で試合が止まりやすいという違いがあります。

もう1つの特徴が「1つの大会にいろいろなルールが混ざる」こと。2026年9月10日の超RIZIN.5も、8試合のうち7試合がMMA、1試合がキックボクシングという構成です。

また階級の試合より契約体重の試合が多いのも特徴です。→ 契約体重とは

ONE|階級の呼び名がずれています

シンガポールを本拠にするアジア最大級の団体です。MMA・キックボクシング・ムエタイを同じ大会で行うのが最大の特徴で、武尊吉成名高のような打撃系の選手が主役になれます。

いちばん注意すべき点は、ONEの階級名が他の団体と1つ〜2つずれていることです。ONEの「フライ級」はUFCの「バンタム級」に近い重さになります。→ 階級と体重の一覧

PFL|勝ち抜き戦で優勝賞金を出す

他の団体が「ランキング上位どうしを当てる」方式なのに対し、PFLはシーズン制のトーナメントを採用しています。予選のポイントで上位に入り、勝ち上がって優勝賞金を取る、という形です。

2023年にBellator(当時の世界2位とされた団体)を買収し、規模を大きくしました。

2026年9月10日の超RIZIN.5では、ラジャブアリ・シェイドゥラエフAJ・マッキーRIZINとPFLのベルトを同時にかけて戦います。団体をまたいだ試合は珍しく、これが見どころの1つです。

どこで見られるかは団体ごとに違います

UFCはU-NEXT、RIZINはABEMA、ONEはU-NEXT——というように配信先がばらばらです。早見表にまとめています。
格闘技はどこで見られる?配信サービス早見表

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