【9月27日】この日は世界戦が3つある|Prime Video Boxing 16 全カードと見どころ
2026年9月27日(日)、東京・TOYOTA ARENA TOKYOでPrime Video Boxing 16が行われます。
話題の中心は井上拓真と那須川天心の再戦です。ただ、この日はそれだけではありません。同じ夜に、世界タイトルマッチが3つ組まれています。
しかも3試合とも、日本人選手が世界のベルトに手をかける試合です。ここでは3つすべてを、戦績の裏付けつきで整理します。
この日行われる3つの世界戦
| タイトル | 対戦カード |
|---|---|
| WBC世界バンタム級タイトルマッチ(メインイベント) | 井上拓真 vs 那須川天心 |
| WBC世界スーパーフライ級王座決定戦 | 坪井智也 vs リカルド・マラジカ |
| IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦 | 西田凌佑 vs サム・グッドマン |
※試合順は発表されていません。メインイベントが井上vs那須川であることのみ公表されています。
① 井上拓真 vs 那須川天心(WBC世界バンタム級)
| 王者 | 井上拓真(30歳・大橋)ー 24戦22勝(5KO)2敗 |
|---|---|
| 挑戦者 | 那須川天心(28歳・帝拳)ー 9戦8勝(3KO)1敗 |
2人は2025年11月24日に、この同じTOYOTA ARENA TOKYOで対戦しています。当時空位だったWBC世界バンタム級王座の決定戦で、結果は12回判定0ー3で井上拓真の勝利。これが那須川にとってボクシング転向後、唯一の黒星でした。
那須川はそこから2連勝して指名挑戦権を獲得し、10か月かけて同じ相手の前に戻ってきた形になります。
この試合の詳しい前回対戦の中身は、別の記事にまとめています。
【9月27日】井上拓真 vs 那須川天心|10か月越しの再戦、WBC世界バンタム級タイトルマッチ
② 坪井智也 vs リカルド・マラジカ(WBC世界スーパーフライ級)
この試合が、3つのなかでいちばん珍しいかもしれません。
坪井智也はプロ5戦目で、いきなり世界のベルトを取りにいきます。
| 坪井智也 | 30歳・帝拳 ー 4戦3勝(2KO)1無効試合 |
|---|---|
| リカルド・マラジカ | 28歳・南アフリカ ー 19戦17勝(12KO)2敗 |
プロ4戦でなぜ世界戦なのか
理由はアマチュア時代の実績です。
- 2021年11月 世界選手権バンタム級で金メダル(日本人として初)
- 全日本選手権を2014年から4連覇
- アマチュア通算 106勝25敗
プロ転向は2025年1月で、翌2月に日本のボクシング史上2人目のA級プロテスト合格。いきなり10回戦を戦える資格でスタートしています。
ここまでのプロ4戦
| 2025年3月13日 | ブーンルエン・ペッチナムチャイに2回TKO勝ち(デビュー戦) |
|---|---|
| 2025年6月8日 | バン・タオ・トランに判定3ー0勝ち。WBOアジアパシフィック王座を獲得 |
| 2025年11月24日 | 元WBC世界スーパーフライ級王者のカルロス・クアドラスに8回TKO勝ち |
| 2026年4月11日 | ペドロ・ゲバラ戦は2回23秒、偶然のバッティングで無効試合 |
注目したいのは3戦目です。クアドラスに勝ったこの試合も、2025年11月24日のTOYOTA ARENA TOKYO。つまり井上vs那須川の1戦目と同じ日、同じ会場、同じ興行でした。
あの夜のメインとアンダーカードが、10か月後にそろって同じ場所に戻ってくる、というのがこの興行の隠れた見どころです。
相手のマラジカは19戦17勝のうち12がKO。マイナー団体のIBO王座を持つ選手で、KO率は6割を超えます。坪井が4戦しか経験していないぶん、長いラウンドでどうなるかは読みにくい試合です。
③ 西田凌佑 vs サム・グッドマン(IBF世界スーパーバンタム級・暫定王座決定戦)
| 西田凌佑 | 30歳・六島 ー 12戦11勝(2KO)1敗 |
|---|---|
| サム・グッドマン | 27歳・オーストラリア ー 23戦22勝(8KO)1敗 |
西田凌佑は元IBF世界バンタム級王者です。戦績にある唯一の黒星が、王座を失った試合にあたります。
2025年6月8日、有明コロシアム。WBC王者・中谷潤人とのバンタム級王座統一戦で、西田は右肩を脱臼し、6回終了時に棄権しました。それまで10戦全勝でした。
今回はバンタム級から一階級上げてのスーパーバンタム級。しかも復帰戦がいきなり世界戦です。
相手のグッドマンは23戦22勝と、こちらもほぼ負けていない選手。KOは8つと多くはなく、手数と技術で組み立てるタイプ同士の噛み合いになりそうです。
放送・配信と時間
| 日程 | 2026年9月27日(日) |
|---|---|
| 会場 | TOYOTA ARENA TOKYO |
| 配信 | Prime Video 独占ライブ配信 |
| 配信開始 | 17:00(Prime Video公式の告知) |
| 料金 | Amazonプライム会員は追加料金なし |
地上波での中継はありません。見るにはAmazonプライム会員である必要があります。
なお、ボクシング専門サイトには開始時刻を16:30とする表記もあります。会場での第1試合と、Prime Videoの配信開始が別の時刻である可能性が高いので、当日は公式の告知を確認してください。
また、メインイベントの井上vs那須川が始まる時刻は、それより前の試合がどれだけ長引くかで前後します。世界戦が3つ並ぶ構成なので、早めに終わることは考えにくいと見ておくのが安全です。
まとめ
- 9月27日は世界戦が3つ。井上vs那須川だけの日ではない
- 坪井智也はプロ5戦目での世界挑戦。アマチュア世界王者という裏付けがある
- 西田凌佑は右肩の負傷から、階級を上げての再起戦がいきなり世界戦
- 3試合ともPrime Videoの独占配信。地上波はない
※戦績・日程は2026年8月25日時点で公表されている情報です。カードや時刻は変更される場合があります。
選手のプロフィール
この記事に出てくる選手の戦績・経歴は、選手名鑑にまとめています。
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