【予想】ONE SAMURAI 4 全12試合の勝敗予想|ハガティーの「2R KO予告」は外れると見る
10月17日(土)、東京・有明アリーナの『ONE SAMURAI 4』。世界タイトルマッチが2試合あり、メインでは元王者の秋元皓貴が、ONEバンタム級キックボクシング世界王者ジョナサン・ハガティーに挑みます。
王者のハガティーは、8月31日の会見で「この試合は2ラウンドを超えずに終わる」と予告しました。でも、私はそうは見ていません。勝つのはハガティー。ただし、2ラウンドKOではなく5ラウンドの判定というのが結論です。
理由は、秋元がONEで戦った13試合が、勝ちも負けもすべて判定だからです。この記事では、メインとコーメインを数字で読み解いたうえで、全12試合の勝敗を予想します。当日どこを見れば答え合わせができるかも書きます。
先に結論|全12試合の予想
理由はこのあと書きます。まず全部の予想を並べます。太字が予想した勝者です。日本人が出る11試合のうち、2試合だけは相手の勝ちを予想しました。
予想の一覧
| No | 対戦カード | 予想 | 決まり方の見立て |
|---|---|---|---|
| 第12試合 (メイン) |
ジョナサン・ハガティー vs 秋元皓貴 | ハガティー | 5R判定 |
| 第11試合 (コーメイン) |
吉成名高 vs リファディン・マスドール | 吉成名高 | 5R判定(後半のKOもあり) |
| 第10試合 | 野杁正明 vs モハメド・シアサラニ | シアサラニ | 判定(自信なし) |
| 第9試合 | マラット・グレゴリアン vs ルオ・チャオ | グレゴリアン | 判定 |
| 第8試合 | 与座優貴 vs ナビル・アナン | 与座優貴 | 判定 |
| 第7試合 | 安保瑠輝也 vs ボグダン・シュマロフ | 安保瑠輝也 | 判定(僅差) |
| 第6試合 | 平田樹 vs ジヒン・ラズワン | 平田樹 | 判定 |
| 第5試合 | 松倉信太郎 vs シンサムット・クリンミー | 松倉信太郎 | 判定(自信なし) |
| 第4試合 | 磯嶋祥蔵 vs 阿部光太 | 磯嶋祥蔵 | KO・TKO |
| 第3試合 | 田丸辰 vs 奥村将真 | 田丸辰 | 判定 |
| 第2試合 | 竹内悠 vs 西山亮翔 | 西山亮翔 | KO・TKO |
| 第1試合 | 竹浦正起 vs 福島善成 | 竹浦正起 | 一本 |
試合順は、BOUTREVIEWの大会ページ(10月12日時点)のものです。組み合わせはONE公式の大会ページで確かめました。
決まり方の言葉の意味は次のとおりです。判定=最後まで戦い、3人のジャッジの採点で勝ち負けを決める。KO・TKO=倒れて立てなくなる(KO)か、レフェリーや医師が危ないと判断して止める(TKO)。一本=関節技や絞め技で相手が「参った」をする。
自信がある3試合
第11試合(吉成名高)、第9試合(グレゴリアン)、第1試合(竹浦正起)。どれも、勝ってきた相手の強さや経験の差がはっきりしています。
読めない3試合
第10試合(野杁 vs シアサラニ)、第7試合(安保 vs シュマロフ)、第5試合(松倉 vs シンサムット)。この3つはどちらが勝ってもおかしくありません。とくに第10試合は、日本人の勝ちを予想しなかった試合です。理由はあとで書きます。
1. メイン|ハガティーは勝つが「2R KO」にはならない
メインは、ONEバンタム級キックボクシング世界王者ジョナサン・ハガティー(29歳・英国)の3度目の防衛戦です。挑むのは、2022年にこのベルトを持っていた秋元皓貴(34歳)。3分5ラウンドで行われます。
2人をくらべる
| 項目 | ハガティー(王者) | 秋元皓貴(挑戦者) |
|---|---|---|
| 年齢・身長 | 29歳・170cm | 34歳・170cm |
| ONEでの戦績 | 10勝3敗 | 9勝4敗 |
| ONEのキックボクシング | 3戦3勝(負けなし) | 13戦9勝4敗 |
| ONEでの決まり方 | KO・TKO勝ちあり | 13試合すべて判定 |
| 直近3試合 | ○判定・○判定・×KO | ○判定・○判定・○判定 |
数字はONE公式の選手ページ(10月12日時点)から取りました。
キック王座を取ってからは、2試合とも5ラウンド判定
ハガティーは倒せる王者です。2023年11月にファブリシオ・アンドラージを2ラウンドでKOして、キックのベルトを取りました。
ところが、そのあとの防衛戦2試合は、どちらも5ラウンドの判定でした。2025年2月のウェイ・ルイ戦、そして2026年4月の与座優貴戦です。ベルトを守る試合になってから、まだ一度も倒し切れていません。
秋元は「倒されない」挑戦者
秋元のONEでの13試合は、勝った9試合も負けた4試合もすべて判定です。言いかえると、ONEでは一度もKO・TKOで止められていません。
判定と見るいちばんの理由は、この「止められたことがない」という記録です。ONEで倒した実績のあるハガティーでも、一度も倒されたことのない相手を5ラウンドの中で倒し切るのは簡単ではありません。
参考になる相手が1人います。2人とも戦ったウェイ・ルイです。ハガティーは5ラウンド判定で勝ち、秋元は2024年5月に判定で負けたあと、2025年11月に判定で勝ち返しました。どちらも倒し切れなかった相手です。ただ、同じ相手との結果だけで2人の試合を決めつけることはできないので、ここは「補強の材料」にとどめます。
ハガティーを本線にした理由
勝ち負けでは、ハガティーを上に置きます。理由は2つです。
- キックでは負けていない:ONEでの3つの負けは、すべてヒジ打ちのあるムエタイの試合です(スーパーレックに1ラウンドKO負け、ロッタンに2敗)。キックボクシングのルールでは3戦3勝です
- 秋元の最近の勝ちは僅差:3連勝のうち、ジョン・リネカー戦と久井大夢戦の2つは、3人のジャッジのうち1人が相手を支持した、2-1の判定勝ち(スプリット判定)でした
秋元が勝つ形
秋元が勝つなら、5ラウンドを通して距離をとり、蹴りとパンチで細かくポイントを重ねる形です。ハガティーが予告どおり倒しに来て、空振りが増えれば、後半に秋元の流れになることもありえます。
当日の答え合わせのポイント
見る場所は2つです。1つ目は、2ラウンドが終わった時点で秋元が立っているかどうか。ここでハガティーの予告が当たったかどうかが分かります。2つ目は、そのあと5ラウンドまで行くかどうか。2ラウンドを越えても、3〜4ラウンドに倒される可能性は残るので、判定という予想の答えは最後のゴングまで出ません。
秋元が5ラウンドを戦い切れると見る材料もあります。ONEで5ラウンドの試合を2回(2022年のカピタン戦とペッタノン戦)戦い、どちらも最後まで戦い切っています。
2. コーメイン|吉成名高は勝つ。ただ相手は「1ラウンドの怖さ」がある
コーメインは、ONEアトム級ムエタイ世界王者の吉成名高(25歳)の2度目の防衛戦です。相手はマレーシアのリファディン・マスドール(23歳)。こちらもヒジ打ちありのムエタイで、3分5ラウンドです。
2人をくらべる
| 項目 | 吉成名高(王者) | マスドール(挑戦者) |
|---|---|---|
| 年齢・身長 | 25歳・165cm | 23歳・162cm |
| ONEでの戦績 | 6戦6勝 | 8戦7勝1敗(5連勝中) |
| ONEでのKO・TKO勝ち | 2 | 5 |
| ONEの5ラウンドの試合 | 2試合(どちらも判定勝ち) | 確かめられた7試合には無し |
数字はONE公式の選手ページ(10月12日時点)から取りました。名高はONE公式の10月8日の記事で「42人続けて勝っている」と紹介されています。
名高を本線にした理由
名高は2025年11月にヌンスリンに勝って王座を取り、2026年4月にソンチャイノーイを相手に初防衛しました。この世界戦2試合は、どちらも5ラウンドの判定です。5ラウンドを戦い切って、そのうえで勝ってきています。
一方のマスドールは、ONEで8試合を戦っています。そのうちONE公式の選手ページで内容まで確かめられる7試合は、すべて3ラウンドの試合でした。5ラウンドの長さを経験しているのは名高のほうです。
怖いのは序盤
ただし、マスドールは倒す力がある選手です。ONEでの7勝のうち5つがKO・TKOで、6月にはジャバド・モザファリを1ラウンド1分34秒でKOしています。本人も「名高は速くて賢い。でも俺にはパワーがある」と話しています(ONE公式・10月8日)。
名高は4月の初防衛戦でも、苦しい時間をしのいでから終盤に差を広げて勝ちました(デイリースポーツ)。だから予想は、序盤の強打をかわして、後半に差を広げる5ラウンド判定。名高は「最後は必ずKOする」と言っているので、相手が疲れた4〜5ラウンドのKOも、十分にありえる2番目の形です。
3. トーナメント準決勝の2試合
第9試合と第10試合は、ONE SAMURAIフェザー級キックボクシング・トーナメントの準決勝です。優勝した選手は、王者スーパーボンへの挑戦権を手にします(ONE公式)。
第10試合 野杁正明 vs シアサラニ|予想はシアサラニ
ここは日本人の勝ちを予想しなかった試合です。
| 項目 | 野杁正明 | モハメド・シアサラニ |
|---|---|---|
| 年齢 | 33歳 | 24歳 |
| ONEでの戦績 | 3勝3敗 | 10勝2敗 |
| 1回戦(8月8日) | リウ・メンヤンに1R KO勝ち | 海人に1R KO勝ち(ハイキック) |
選ぶ決め手にしたのは、同じ相手との結果です。リウ・メンヤンに対して、野杁は2024年12月に判定で負け、8月にKOでやり返しました。シアサラニは2025年4月に判定で勝っています。海人には、シアサラニが2回勝っています(判定と、8月の1ラウンドKO)。
ONE公式の選手ページに出ているシアサラニの直近6試合は、すべて勝ちです。若さと勢いを取りました。
ただし、野杁にはホームの声援と、2025年3月にタワンチャイを倒して暫定王座を取った実績があります。王者スーパーボン本人も、この試合を「五分五分。ホームの分だけ野杁がわずかに有利」と見ています(BJPenn)。当たらなくてもおかしくない予想です。
第9試合 グレゴリアン vs ルオ・チャオ|予想はグレゴリアン
マラット・グレゴリアン(35歳)はONEで8勝3敗、いま4連勝中です。その4連勝の中には、安保瑠輝也への判定勝ちと、海人への1ラウンドKO勝ちが入っています。
ルオ・チャオ(25歳)はONEで6勝1敗。ただ、ONEの大きな大会での最近の2勝は、2-1の判定勝ちと、3-0の判定勝ちで、どちらも倒し切ってはいません。グレゴリアンは、前に出続けて相手を下がらせる圧力が持ち味です。相手のレベルが一段上がる今回は、その圧力と経験で上回るグレゴリアンの判定勝ちと見ます。
4. 第8試合から第6試合
第8試合 与座優貴 vs ナビル・アナン|予想は与座
身長差が大きな試合です。与座はONE公式で約170cm、アナンは192〜195cm(媒体によって違います)。
それでも与座を選んだのは、ONEでの中身です。与座はONEで4勝1敗。勝った相手にはスーパーレックとペッタノンがいて、負けたのは4月のハガティー戦だけです。一方のアナン(22歳)は、元ONEムエタイ・バンタム級王者ですが、3月と8月にムエタイで2連敗中です。ただし今回はキックボクシングのルールで、ムエタイと違ってヒジ打ちや首相撲(組みついてヒザを打つ技)が使えません。長い手足を生かす武器が減るぶん、与座が懐に入りやすくなると見ます。アナンはONEのキックボクシングでも、2025年11月に和島大海に判定で勝っています。与座の5試合はすべて判定なので、ここも判定と見ます。
第7試合 安保瑠輝也 vs シュマロフ|予想は安保(僅差)
安保瑠輝也(30歳)は、2025年11月のONE初戦でグレゴリアンに判定で負けています。本人はそのとき体重を作れず、力が出せなかったと話していて、今回はライト級(77.1kg)に上げての試合です(デイリースポーツ)。ONEは計量で体の水分も調べ、急な減量を認めていないため、階級ごとの体重がほかの団体より重めに決められています。
相手のボグダン・シュマロフ(30歳)はONEで3勝1敗。3勝はすべてKO・TKOです。倒されるリスクは安保のほうにあります。それでも、適正の体重で戦える今回は、安保の手数とスピードが上回ると見て判定勝ちを予想します。序盤にシュマロフの強打をもらったら、予想は外れます。
第6試合 平田樹 vs ジヒン・ラズワン|予想は平田
4年半ぶりの再戦です。1回目は2022年3月26日の『ONE X』で、ラズワンの2-1の判定勝ち(スプリット判定)。平田のプロ初黒星でした。
そのあとの2人を見ると、平田は4月にリトゥ・フォガットに一本勝ち。ラズワンは、ONE公式の選手ページで見られる直近4試合が1勝3敗です。平田は「グラップリング(組み技)はとても上達した」と話しています(BJPenn)。前回は組み技を封じられた試合でしたが、今回は平田の判定勝ちと見ます。
5. 第5試合から第1試合
第5試合 松倉信太郎 vs シンサムット|予想は松倉(自信なし)
松倉信太郎(34歳)は元K-1ミドル級王者で、今回がONEの初戦です。前の試合は2025年10月で、KO負けでした。
シンサムット・クリンミー(30歳)はONEで5勝6敗、うちKO・TKO勝ちが5つの打ち合い型です。ただし直近5試合は1勝4敗で、そのうち2つはKO負けです。その1つは、キックボクシングのルールで戦ったニキー・ホルツケン戦で、1ラウンドKO負けでした。打ち合いになれば、もらう場面も多い選手です。松倉が被弾を抑えて点を重ね、判定で勝つと予想します。ただ、松倉も前の試合はKO負けで、1年ぶりの試合です。どちらも倒す力があるので、最初にもらった方が負ける試合になりそうです。
第4試合 磯嶋祥蔵 vs 阿部光太|予想は磯嶋
MMAライト級の日本人対決です。磯嶋祥蔵(29歳)はONEで2勝2敗。2つの負けの相手はタイ・ルオトロとエイドリアン・リーという、ONEでも上位の選手でした。阿部光太(28歳)は、ONEでは1戦1勝(3ラウンドKO)。
2人とも勝つときは倒して勝つタイプです。ONEの大きな大会で格上と戦ってきた経験を取って、磯嶋のKO・TKO勝ちと見ます。
第3試合 田丸辰 vs 奥村将真|予想は田丸
田丸辰(24歳)は元RISEの2階級王者で、4月のONE初戦で黒田斗真に判定勝ち。奥村将真(20歳)はONEで4勝1敗で、8月に初めて負けました。若い奥村の伸びしろは大きいですが、技術と経験で田丸の判定勝ちを予想します。
第2試合 竹内悠 vs 西山亮翔|予想は西山
西山亮翔はONEで1戦1勝(1ラウンドKO)、全体でも5連勝中です。竹内クレイジーバスター悠はONEの初戦で、4戦4勝(ゴング格闘技)ですが、ONEの記録がなく判断材料は少なめです。勢いと、ONEで一度勝っている経験の差で、西山のKO・TKO勝ちを予想します。
第1試合 竹浦正起 vs 福島善成|予想は竹浦
打撃なしの組み技だけの試合(10分1ラウンド)です。竹浦正起は柔術の黒帯で、2022年と2023年に、道着を着ない柔術(ノーギ)の全日本の大会でフェザー級を制しています(ゴング格闘技)。お笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成は茶帯。帯の色と実績の差がはっきりしているので、竹浦の一本勝ちを予想します。
よくある質問
メインはタイトルマッチですか
はい。ONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチで、ハガティーの3度目の防衛戦です。コーメインの吉成名高の試合も、ONEアトム級ムエタイの世界タイトルマッチです。
何時から、どこで見られますか
日本ではU-NEXTの独占ライブ配信で、番組ページの表示は「見放題」(1試合ごとにお金を払う方式ではない)です。資料によって開始時刻の書き方がちがうので、くわしくは対戦カードの記事にまとめています。
秋元皓貴はKO負けしたことがありますか
10月16日までは、ONEで一度もありませんでした。ONEの13試合は、勝ちも負けもすべて判定でした。10月17日のハガティー戦で、ONEで初めてのTKO負けになりました。
吉成名高は何連勝中ですか
ONE公式は10月8日の記事で「42人続けて勝っている」と紹介しています。9月12日の『ONE SAMURAI 3』でハー・リン・オムに判定で勝ったのが最新の勝ちです。
予想が一番外れそうなのはどの試合ですか
第10試合です。データではシアサラニを選びましたが、野杁はホームで戦い、王者スーパーボンも「五分五分」と見ています。
答え合わせ(10月17日の結果)
行われた10試合のうち、勝つ選手が当たったのは5試合でした。決まり方まで当たったのは3試合(平田の判定、西山のKO、竹浦の一本)です。第7試合と第9試合は、計量の失敗で中止になりました。
| No | 予想 | 結果 | 当たり外れ |
|---|---|---|---|
| 第12試合 | ハガティー・5R判定 | ハガティー 3R 0分42秒TKO | 勝者○/決まり方× |
| 第11試合 | 吉成名高・5R判定 | 吉成名高 2R 0分58秒TKO | 勝者○/決まり方× |
| 第10試合 | シアサラニ・判定 | 野杁正明 判定2-1 | × |
| 第9試合 | グレゴリアン・判定 | 中止(ルオが計量失敗) | ― |
| 第8試合 | 与座優貴・判定 | アナン 判定3-0 | × |
| 第7試合 | 安保瑠輝也・判定 | 中止(安保が計量失敗) | ― |
| 第6試合 | 平田樹・判定 | 平田樹 判定3-0 | 勝者○/決まり方○ |
| 第5試合 | 松倉信太郎・判定 | シンサムット 2R KO | × |
| 第4試合 | 磯嶋祥蔵・KO/TKO | 阿部光太 1R TKO | × |
| 第3試合 | 田丸辰・判定 | 奥村将真 判定3-0 | × |
| 第2試合 | 西山亮翔・KO/TKO | 西山亮翔 1R KO | 勝者○/決まり方○ |
| 第1試合 | 竹浦正起・一本 | 竹浦正起 一本 | 勝者○/決まり方○ |
いちばん大きな外れはメイン
この記事の柱は「秋元はONEで一度もKO・TKOで止められていないので、5ラウンドの判定になる」という見立てでした。実際は3ラウンド、ハガティーのヒザ蹴りでダウンし、秋元のセコンドがタオルを投げました。ハガティーの「2ラウンドを超えずに終わる」という予告も当たりませんでしたが、倒して勝つ狙いは実現しています。「一度も止められていない」という記録は、次も止められない理由にはならなかった、というのが今回の学びです。
第10試合は「いちばん外れそう」と書いたとおり
データでシアサラニを選びましたが、野杁が判定2-1で勝ちました。王者スーパーボンの「五分五分」という見方のとおり、ジャッジの見方が割れる接戦でした。
全試合の結果と試合の流れは、ONE SAMURAI 4の結果記事にまとめています。
まとめ
- メインはハガティーの勝ち。ただし予告の「2R KO」ではなく、5ラウンドの判定と予想
- 理由は、秋元がONEの13試合すべて判定で、ハガティーもキック王座の防衛戦2つが判定だったため
- コーメインは吉成名高の5ラウンド判定。マスドールの序盤の強打をしのげるかが分かれ目
- 読めないのは第10・第7・第5試合。第10試合は、データでシアサラニを選んだ
予想が当たるかどうかより、「倒すと言った王者」と「倒されたことがない挑戦者」がぶつかると何が起きるかを見ておくと、このメインは何倍も面白くなります。試合のあと、この記事の上に答え合わせを書き足しました。
※この記事の予想は格闘録編集部の見解です。戦績・対戦カードは2026年10月12日時点のものです。計量や当日の変更があれば追記します。
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- 対戦相手の深掘り|ハガティー/シアサラニ/マスドール/シュマロフ/ラズワン・アナン・シンサムット
- 秋元皓貴|選手データと戦績
- 吉成名高|選手データと戦績
- 野杁正明|選手データと戦績
- 安保瑠輝也|選手データと戦績
- 【予想】ONE SAMURAI 3 全10試合の勝敗予想(答え合わせつき)
- 試合予定|RIZIN・ボクシング・UFC・ONE 今後のスケジュール一覧
この記事で使った出どころ
- ONE Championship公式|ONE SAMURAI 4(全12試合の組み合わせ・階級、世界タイトルマッチ2試合)
- BOUTREVIEW|ONE SAMURAI 4(試合順)
- ONE公式|ジョナサン・ハガティー・秋元皓貴(ONEでの戦績・決まり方・試合ごとの結果)
- ONE公式|吉成名高・リファディン・マスドール(ONEでの戦績・決まり方・ラウンド数)
- ONE公式|野杁正明・モハメド・シアサラニ・マラット・グレゴリアン・ルオ・チャオ(ONEでの戦績と試合ごとの結果)
- ONE公式|与座優貴・ナビル・アナン・安保瑠輝也・ボグダン・シュマロフ・平田樹・ジヒン・ラズワン(ONEでの戦績と試合ごとの結果)
- ONE公式|シンサムット・クリンミー・磯嶋祥蔵・阿部光太・田丸辰・奥村将真・西山亮翔(ONEでの戦績と試合ごとの結果)
- ONE公式|名高の試合前インタビュー(10月8日)(「最後は必ずKOする」、42人続けて勝っている)
- ONE公式|マスドールの試合前インタビュー(10月8日)(「名高は速くて賢い。でも俺にはパワーがある」)
- Bangkok Post|ハガティーの「2ラウンドを超えない」発言(東京での会見。記事は9月2日)
- ONE公式|フェザー級トーナメント準決勝の発表(優勝者に王者スーパーボンへの挑戦権)
- BJPenn|スーパーボンの準決勝の見立て(野杁 vs シアサラニは「五分五分、ホームの分だけ野杁」)
- デイリースポーツ|安保瑠輝也とシュマロフの会見(前回は体重を作れず力が出せなかった、今回はライト級)
- BJPenn|平田樹のインタビュー(グラップリングが上達した)
- デイリースポーツ|吉成名高の初防衛戦(4月29日)(終盤にギアを上げて判定3-0)
- ゴング格闘技|与座・アナン・松倉・シンサムット(アナンの身長・松倉の経歴)
- ゴング格闘技|アナンの公開練習(10月10日)(アナンの身長192cm)
- ゴング格闘技|磯嶋・阿部・竹内・西山・竹浦・福島(経歴と試合前のコメント)
リンクは2026年10月12日に確認したものです。リンク先の内容はその時点のものです。