30秒でわかるリカルド・サンドバル

  • ひとことで=寺地拳四朗から2本のベルトを奪って統一王者になりました
  • 戦績=29戦27勝(18KO)2敗
  • 階級・主戦場=フライ級(112lb/50.80kg)/ボクシング
  • おもな王座・実績=WBA・WBC世界王者(10/10はメンドーサと防衛戦/コラーゾは負傷で欠場)
  • 次の試合=2026年10月10日(日本時間11日)シカゴでセルヒオ・メンドーサと防衛戦

アメリカ・カリフォルニア州出身のプロボクサー。ニックネームは「エル・ニーニョ」。WBA・WBC世界フライ級統一王者です。

2025年7月30日、横浜BUNTAIで寺地拳四朗から2本のベルトを奪って統一王者になりました。日本のファンにとっては「拳四朗を止めた男」ですが、じつはその試合でダウンを奪われたのはサンドバルのほうでした。

基本情報

名前 リカルド・ラファエル・サンドバル(Ricardo Rafael Sandoval)
ニックネーム エル・ニーニョ(El Niño)
生年月日 1999年2月5日(27歳)
国籍・出身 アメリカ・カリフォルニア州モントクレア(拠点はリアルト)
身長・リーチ 168cm/170cm
階級 フライ級(112lb/50.80kg)
戦績 29戦27勝(18KO)2敗
現在の王座 WBA世界フライ級王座・WBC世界フライ級王座(2025年7月30日〜/防衛0)
次の試合 2026年10月10日(日本時間11日)、シカゴでセルヒオ・メンドーサ(メキシコ・27勝1敗23KO)と初防衛戦。最初の相手だったオスカー・コラーゾは負傷で欠場

2025年7月30日・横浜BUNTAI=ダウンを奪われて勝った試合

WBA・WBC統一王者だった寺地拳四朗への挑戦。5回に寺地のワンツーでダウンを喫しました。それでも立て直し、12回終了時の採点はこうなりました。

ジャッジ 採点
1人目 115-112 サンドバル
2人目 114-113 寺地
3人目 117-110 サンドバル

2-1のスプリット判定でサンドバルが勝ち、WBA・WBCの2本を手にしました。寺地は「本当に強くて、崩しきれなかった」と語っています。

この日は日本人3人が世界戦に出たトリプル世界タイトルマッチで、同じリングで高見亨介がWBA世界ライトフライ級王座を獲得しています。その高見が、いまサンドバルのWBAフライ級王座の1位にいます。

2つの黒星

日付 相手 結果
2016年11月4日 アロンソ・セハ(メキシコ) 4回マジョリティ判定負け(プロ初期・メキシコのティファナ)
2022年7月16日 ダビド・ヒメネス(コスタリカ) 12回マジョリティ判定負け。WBA世界フライ級挑戦者決定戦で、11回にダウンを喫したのが分かれ目でした

2度目の黒星の相手ヒメネスは、その後WBA世界スーパーフライ級王者になっています(世界王者一覧)。サンドバルはこの敗戦から立て直し、2024年7月6日にアンヘル・アコスタを破ってWBCシルバー王座を獲得。翌年、日本で世界のベルトをつかみました。

戴冠から1年以上、まだ防衛戦をしていない

サンドバルは寺地に勝った2025年7月30日以降、1試合もしていません。

初防衛戦は2026年6月6日、イギリス・シェフィールドで東京五輪金メダリストのガラル・ヤファイ(イギリス)と決まっていましたが、ヤファイが練習中に負傷して延期。そのまま実現しませんでした。

次の試合は2026年10月10日(日本時間11日)、シカゴのウィントラスト・アリーナで、ミニマム級のWBA・WBO統一王者オスカー・コラーゾが2階級上げて挑んでくる予定でした。ところがコラーゾが調整中に肋骨を痛めて欠場。サンドバルは同じ日・同じ会場で、代わりの挑戦者セルヒオ・メンドーサ(メキシコ・27勝1敗23KO)と戦います(The Ring/BoxingNews24、2026年9月25日)。

王者が動かないあいだに、後ろの順番待ちは増えました。

  • WBA暫定王者=アブラハム・ペレス(アメリカ/15戦全勝7KO)。2026年6月14日にジョナサン・ゴンサレスを2-1判定で破って獲得
  • WBA1位=高見亨介(日本・帝拳)。2026年10月にアメリカでデビュー予定

なお、この10月10日の試合は日本の松本流星にも関係していました。コラーゾがリングに上がった時点でWBOがミニマム級王座をはく奪し、9月27日の松本流星 vs ラッセル・アコスタの勝者が正規王者へ昇格する決まりだったためです。試合の中止で、その扱いは宙に浮きました(中日スポーツ 2026年9月25日)。松本は9月27日にアコスタに判定3-0で勝ち、WBO世界ミニマム級の暫定王者になっています(正規王者はコラーゾのまま)。

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※2026年9月26日:10月10日のコラーゾ戦が、コラーゾの負傷で中止になったことを反映しました。※2026年9月29日:代わりの相手がセルヒオ・メンドーサに決まったことを反映しました。

戦績は2026年8月30日時点。出典=英語版Wikipedia「Ricardo Sandoval」/The Ring/BoxingScene/ゴールデンボーイ公式/ボクシングニュース・スポーツ報知(2025年7月30日)。

この選手と近い選手

  • アブラハム・ペレス フライ級/WBA世界フライ級暫定王者
  • ガラル・ヤファイ フライ級/WBC世界フライ級暫定王者
  • アンソニー・オラスクアガ フライ級/WBO世界フライ級王者
  • タノンサック・シムシー ライトフライ級/IBF世界ライトフライ級王者
  • 岩田 翔吉 ライトフライ級/WBC世界ライトフライ級王者

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