✅ 結果が出ました(2026年9月29日 追記)

中村倫也はブレイディ・ヒースタンドに2ラウンド4分07秒、裸絞め(リアネイキッドチョーク)で一本負けしました。1ラウンドは中村が蹴りでやや優勢でしたが、2ラウンド終盤にテイクダウンからバックを取られ、残り1分を切ったところでタップ。UFCでの戦績は3勝2敗になりました。メインはラウル・ロサスJr.がハオニ・バルセロシュに5ラウンド1分38秒TKO勝ち。
➡ 全12試合の結果はこちら

日本の中村倫也(なかむら・りんや)が、約1年ぶりにUFCのオクタゴンへ帰ってきます。

大会はUFCファイトナイト・ラスベガス121。日本時間の9月27日(日)朝6時から始まります。

中村の相手は、アメリカのブレイディ・ヒースタンド。じつはこの2人、2024年2月に一度組まれて、相手のケガで流れたカードです。2年7か月越しに、やっと実現します。

中村の試合は朝8時〜9時ごろの見込み(プレリムの最後の試合。当サイトの目安)です。

この記事では、全12試合の試合順、日本時間で何時から始まるか、中村の試合はだいたい何時ごろになるか、どこで見られるかをまとめました。

※俳優の中村倫也(なかむら・ともや)さんとは、同じ漢字の別の人です。

30秒でわかる この大会

大会名 UFCファイトナイト・ラスベガス121(ロサスJr. vs バルセロシュ)
日付(日本時間) 2026年9月27日(日)
日付(現地) 2026年9月26日(土)
会場 UFC APEX(アメリカ・ラスベガス)
試合数 全12試合(メインカード5・プレリム7)
メインイベント バンタム級 ラウル・ロサスJr.(12位) vs ハオニ・バルセロシュ(13位)
日本人選手 中村倫也(バンタム級)vs ブレイディ・ヒースタンド=プレリムの最後の試合
前日計量 全員パス(中村は136ポンド=約61.7kg)
日本での配信 U-NEXT(朝6時から全試合を見放題でライブ配信)/UFC FIGHT PASS

日本時間は何時から|中村倫也の試合は何時ごろ?

区分 日本時間(9月27日・日) 現地時間(9月26日・土)
プレリム(前座・7試合) 朝6:00〜 14:00(ラスベガス)
中村倫也 vs ヒースタンド 朝8時〜9時ごろ(目安) —
メインカード(5試合) 朝9:00〜 17:00(ラスベガス)
メインイベント(最後の試合) 昼11時〜12時ごろ(目安) —

中村倫也の試合は、プレリム7試合のうち一番最後です。メインカードが朝9時に始まるので、その直前に行われます。

ただし、前の試合が1ラウンドで早く終わると、そのぶん開始が早まります。確実に見たい人は、朝7時半には準備しておくと安心です。「8時〜9時ごろ」は当サイトの目安で、公式の発表ではありません。

全12試合の結果(2026年9月29日 追記)

勝った選手を先に書いています。試合の順番は第1試合から(上の試合順の表の下から)です。

順 階級 結果
1 女子ストロー級 〇ジャスミン・ハウレギ(1ラウンド1分02秒 TKO)ヴァネッサ・デモポロス
2 バンタム級 〇アラトゥン・ヘイリー(判定2-1)ジョン・キャスタネーダ
3 バンタム級 〇モンテル・ジャクソン(2ラウンド2分39秒 KO・TKO)リッキー・シモン
4 ライト級 〇エルヴィス・ブレナー(1ラウンド4分14秒 TKO)ジョサイア・ハレル
5 ライトヘビー級 〇クリスチャン・エドワーズ(3ラウンド1分47秒 TKO)ホドルフォ・ベラト
6 ミドル級 〇ホドルフォ・ヴィエイラ(判定3-0/30-27×3)ロベルト・ブリチェック
7 バンタム級 〇ブレイディ・ヒースタンド(2ラウンド4分07秒 裸絞め)中村倫也
8 女子ストロー級(TUF34 決勝) 〇ティナ・ブラック(2ラウンド3分19秒 TKO)メリッサ・アマヤ
9 バンタム級(TUF34 決勝) 〇イリムベク・アキルベク(1ラウンド2分19秒 反則勝ち)メヘメダリ・オスマンリ
※オスマンリがグラウンドの相手の頭へひざ蹴りをしたため
10 ライトヘビー級 〇ルイス・ヘルナンデス(1ラウンド フロントチョーク)セドリクエス・ドゥマス
11 女子バンタム級 〇アイリーン・ペレス(判定3-0/29-28×3)ノルマ・ドゥモン
12 バンタム級(メイン・5R) 〇ラウル・ロサスJr.(5ラウンド1分38秒 TKO)ハオニ・バルセロシュ

※結果はゴング格闘技とBOUTREVIEWの試合結果で確かめました。第10試合の決着タイムは媒体によって「57秒」「50秒」と食い違うため書いていません。第3試合はKOとTKOで表記が分かれています。

中村倫也の試合はどうだったか

1ラウンドは、サウスポーの中村が左のふくらはぎへの蹴り(カーフキック)やミドルキックを当てて、やや優勢でした。2ラウンド、中村が片足タックルに入ったところをヒースタンドが切って、首を抱える「アナコンダチョーク」を狙います。これは浅く、中村はしのぎました。

しかし2ラウンドの終盤、ヒースタンドが中村を金網に押し返して倒し、背中に乗ります。残り1分を切ったところで裸絞めが深く入り、中村がタップしました。

中村は試合後、Xに「絶対勝てると思って迎えて初めて負けました。レスリング時代含めても初めてかも」と書いています。

当サイトの見立ての答え合わせ

当サイトは試合前に「中村が有利」と書きました。これは外れです。

一方で、試合前に「こわい」と書いたヒースタンドの粘りと、テイクダウンから首を絞める一本は、そのまま決め手になりました。UFCでの勝ちがすべて3ラウンドまでもつれていた選手が、今回は2ラウンドで決めています。

試合順|全12試合の対戦カード

UFCのカードは「一番上がメインイベント」という書き方をします。実際に行われるのは下から順番です(No.12が第1試合、No.1が最後の試合)。

メインカード(日本時間9:00〜)

No. 階級 対戦カード
1 バンタム級(メイン・5R) ラウル・ロサスJr.(12位) vs ハオニ・バルセロシュ(13位)
2 女子バンタム級 ノルマ・ドゥモン(4位) vs アイリーン・ペレス(5位)
3 ライトヘビー級 ルイス・ヘルナンデス vs セドリクエス・ドゥマス
4 バンタム級(TUF34 決勝) メヘメダリ・オスマンリ vs イリムベク・アキルベク
5 女子ストロー級(TUF34 決勝) メリッサ・アマヤ vs ティナ・ブラック

プレリム(日本時間6:00〜)

No. 階級 対戦カード
6 バンタム級 ブレイディ・ヒースタンド vs 中村倫也 ←日本人
7 ミドル級 ホドルフォ・ヴィエイラ vs ロベルト・ブリチェック
8 ライトヘビー級 ホドルフォ・ベラト vs クリスチャン・エドワーズ
9 ライト級 エルヴィス・ブレナー vs ジョサイア・ハレル
10 バンタム級 モンテル・ジャクソン vs リッキー・シモン
11 バンタム級 ジョン・キャスタネーダ vs アラトゥン・ヘイリー
12 女子ストロー級 ヴァネッサ・デモポロス vs ジャスミン・ハウレギ

※選手名のカタカナと並びは、UFC日本語公式サイトの表記に合わせています。試合順は当日に入れ替わることがあります。

※「TUF34 決勝」は、UFCのオーディション番組『The Ultimate Fighter(アルティメット・ファイター)』シーズン34の決勝戦です。勝った選手がUFCと契約します。

前日計量の結果|全員パス

現地9月25日(金)に公式計量があり、12試合24人の全員が体重をクリアしました。

選手 体重
中村倫也 136ポンド(約61.7kg)
ブレイディ・ヒースタンド 135.5ポンド(約61.5kg)
ラウル・ロサスJr. 136ポンド
ハオニ・バルセロシュ 135ポンド

バンタム級のリミット(体重の上限)は135ポンドです。ただしUFCでは、タイトルマッチではない試合に限って、上限より1ポンド(約450g)重くてもよい決まりがあります。だから136ポンドはパスです。

① 中村倫也は「2つのケガ」からの復帰戦

中村の前の試合は2025年8月。ネイサン・フレッチャーをわずか1分2秒、三日月蹴り(お腹への蹴り)でTKOしました。UFCで初めて負けた(2025年1月・ムイン・ガフロフ)あとの、見事な立て直しでした。

ところがその後、2026年3月に決まっていた試合を、ひざのケガで欠場します。本人は今回の試合前に、肩の腱とひざの靱帯を痛めていたと明かしています。

つまり今回は約1年1か月ぶりの試合。中村本人は「コンディションはこれまでで最高」と話していますが、ブランク明けの一戦であることは間違いありません。

▶ くわしくは 中村倫也とは何者か|U-23世界王者のレスラーが、1年ぶりに帰ってくる

② 相手のヒースタンドは「2年3か月ぶり」

ブランクで言えば、相手のほうがもっと長いんです。ブレイディ・ヒースタンド(27歳・アメリカ)の前の試合は2024年6月。ひざの手術を2回受けて、2年3か月ぶりの試合になります。2024年2月に中村と組まれていたのに、ケガで流れたのもこの選手です。

▶ くわしくは ブレイディ・ヒースタンドとは|中村倫也の相手は「2年ぶり」

2人を並べてみる

中村倫也 ブレイディ・ヒースタンド
年齢 31歳 27歳
国 日本(米国のATT所属) アメリカ(ワシントン州スポケーン)
戦績 10勝1敗 8勝2敗
(UFC公式の表示は9勝2敗)
UFC本戦での戦績 3勝1敗 3勝1敗
身長 約170cm 約173cm
リーチ 約174cm 約180cm
前の試合 2025年8月(1回TKO勝ち) 2024年6月(3回一本勝ち)
ランキング なし なし

身長・リーチはUFC公式の数字です(インチを換算)。ヒースタンドの戦績は、記録サイトのSherdogでは8勝2敗、UFC公式では9勝2敗と表示が分かれています(オーディション番組の中の試合を数えるかどうかの違いと見られます)。リーチ(腕の長さ)はヒースタンドが約6cm長い。中村は、この距離をどう詰めるかがカギになります。

この試合、どうなる?(当サイトの見立て)

以下は当サイトの予想です。結果を保証するものではありません。

中村が有利と見ています。海外のオッズでも中村がはっきり本命です(DraftKingsで中村−395/ヒースタンド+310、9月25日時点)。

理由はレスリングの実績。中村は23歳以下のレスリング世界選手権で優勝したレスラーです。ヒースタンドもテイクダウンから首を絞める一本が得意な選手ですが、組み合いで中村より優位に立てるかどうかが、ヒースタンドの一番の課題になると見ています。

こわいのは、ヒースタンドの「粘り」。UFCの3勝はすべて3ラウンドまでもつれてからの勝ち(判定・3回TKO・3回一本)です。中村本人も「長い消耗戦に持ち込まれる準備をしてきた」と話しています。

中村が1〜2ラウンドで組み伏せて主導権を握れば判定か後半の一本、長いリーチで打撃戦に持ち込まれたらヒースタンドにもチャンス——という分かれ方になると見ています。どちらも1年以上ぶりの試合なので、最初の1ラウンドの動きに注目です。

メインイベントはどんな試合?

メインはバンタム級12位のラウル・ロサスJr.(21歳・アメリカとメキシコの二重国籍)と、13位のハオニ・バルセロシュ(ブラジル)。中村と同じバンタム級です。

ロサスJr.は17歳でUFCと契約した史上最年少の選手。いまも21歳で、直近は3連続で判定勝ちしています。ランキングが近い2人の対戦なので、トップ10入りを狙ううえで大事な一戦です。中村がこの先ランキングを狙うなら、いずれ当たるかもしれない相手でもあります。

よくある質問

中村倫也の試合は何時からですか

9月27日(日)の朝8時〜9時ごろの見込みです(当サイトの目安)。プレリムの最後の試合で、朝9時からのメインカードの直前に行われます。前の試合が早く終わると早まるので、朝7時半には準備しておくと安心です。

どこで見られますか

U-NEXTで、朝6時から全試合が見放題でライブ配信されます。UFC FIGHT PASSでも見られます。配信内容は直前に変わることがあるので、当日の番組表でご確認ください。

計量はパスしましたか

はい。中村倫也は136ポンド、ヒースタンドは135.5ポンドで、2人ともパスしました。全24選手が体重をクリアしています。

全部で何試合ですか

12試合です。プレリムが7試合(朝6時〜)、メインカードが5試合(朝9時〜)です。

日本人選手はほかに出ますか

いいえ、この大会に出る日本人選手は中村倫也だけです。

俳優の中村倫也さんですか

違います。同じ漢字ですが、こちらは総合格闘家の中村倫也(なかむら・りんや)選手です。

選手の深掘り記事

この記事で使った出どころ

情報は2026年9月26日時点のものです。媒体によって食い違った数字はUFC公式に合わせ、確かめられなかったことは書いていません。誤りを見つけられた場合は、ご指摘いただけると助かります。