【9月10日】斎藤裕 vs YA-MAN|判定で勝ってきた男と、判定になると負ける男。2人とも朝倉未来を倒している
2026年9月10日(木)の超RIZIN.5 浪速の超復活祭り(京セラドーム大阪)で、斎藤裕とYA-MANが対戦します。
この試合、じつは2025年の大晦日に一度組まれて、中止になっています。YA-MANが練習中に左眼窩底(がんかてい)骨折を負ったためでした。今回はその仕切り直しです。
そして数字を見ると、この2人は「試合の終わり方」がまるで逆だと分かります。
斎藤裕は21勝のうち14が判定勝ち。YA-MANはMMAで判定になった2試合、どちらも負けています。
判定で勝つ男と、判定になると負ける男
2人の通算成績です。日本語版WikipediaとSherdogを突き合わせて確認しました。
| 斎藤裕 | YA-MAN | |
|---|---|---|
| 年齢 | 38歳(1987年10月8日) | 30歳(1996年5月31日) |
| MMA通算 | 32戦 21勝9敗2分 | 5戦 3勝2敗 |
| 判定勝ち | 14(勝ちの67%) | 0 |
| KO・TKO勝ち | 5 | 3(勝ちの100%) |
| 一本勝ち | 2 | 0 |
| 判定負け | 6 | 2(負けの100%) |
| KO・TKO負け | 2 | 0 |
| 一本負け | 1 | 0 |
| キックボクシング | ― | 19戦 14勝5敗(KO勝ち7) |
YA-MANのMMAは5戦して、判定になったのが2回。その2回とも負けています。逆に勝った3試合は全部KO・TKOです。試合が最後まで行くか行かないかで、結果がきれいに分かれています。
- 2023年5月6日 三浦孝太に1R 3分13秒 TKO勝ち
- 2023年12月31日 平本蓮に判定0-3で負け
- 2024年7月28日 鈴木博昭に1R 3分28秒 KO勝ち
- 2024年12月31日 カルシャガ・ダウトベックに判定0-3で負け
- 2025年7月27日 金原正徳に3R 2分51秒 TKO勝ち
対する斎藤裕は、21勝のうち14が判定勝ち。3ラウンドを使って組み立てて、判定で取り切るタイプです。宇野薫との修斗世界フェザー級タイトルマッチ(2017年)も5ラウンド判定3-0でした。
ここは注意:YA-MANの戦績は、Wikipediaの中で食い違っています
日本語版WikipediaのYA-MANのページは、右上の枠が「4試合 2勝2敗」、下の試合一覧は「5戦3勝2敗」と、同じページの中で数字がずれています(三浦孝太戦が枠に反映されていません)。
Sherdogは「3勝2敗、勝ちは3つともKO・TKO、負けは2つとも判定」。この記事は試合一覧とSherdogが一致する5戦3勝2敗を採用しました。
2人とも、朝倉未来を倒しています
この試合のもう1つの見どころが、これです。斎藤裕とYA-MANは、どちらも朝倉未来に勝っています。しかもルールが違います。
- 斎藤裕 2020年11月21日 RIZIN.25【初代RIZINフェザー級王座決定戦】で判定3-0。これで斎藤が初代王者になりました
- YA-MAN 2023年11月19日「FIGHT CLUB」のキックボクシングルールで1R 1分17秒 KO
そして、その朝倉未来も同じ9月10日に青木真也と戦います。「朝倉に勝ったことがある2人」が、同じ日に、朝倉の隣で潰し合うという構図です。
斎藤も774日ぶり。しかも平本蓮とまったく同じ日から
斎藤裕の直近の試合は2024年7月28日の超RIZIN.3、久保優太に2R 4分19秒でKO負けした一戦です。9月10日で774日ぶりになります。
面白いのは、同じ大会に出る平本蓮も、最後の試合がまったく同じ2024年7月28日の超RIZIN.3(朝倉未来戦)だということ。この日、774日ぶりの選手が2人、同じリングに上がります。
YA-MANのほうは2025年7月27日の超RIZIN.4(金原正徳戦)以来で、410日ぶりです。
この試合の見どころ3つ
- 3ラウンド目に入るかどうか。YA-MANのMMAは「倒すか、判定で負けるか」の5戦です。斎藤は判定勝ち14の選手。試合が長引くほど、数字の上では斎藤に寄ります。
- 斎藤のアゴ。斎藤の9敗のうちKO・TKO負けは2つですが、そのうち1つが直近の久保優太戦です。38歳で774日ぶり、というのが数字にどう出るか。
- YA-MANの目。大晦日の試合が飛んだ原因は左眼窩底骨折でした。会見では「戻ってこられてうれしい」「リングに帰って来れないと思ってた」と話しています。
開始は16時です(17時ではありません)
超RIZIN.5は14:00開場/16:00開始です。RIZINが8月2日に変更を発表しました。ただしRIZIN公式サイトの「対戦カード」のページと日本語版Wikipediaは、2026年8月26日時点でも「15:00開場/17:00開演」のままです。くわしくはこちらの記事にまとめています。
選手のプロフィール
この記事に出てくる選手の戦績・経歴は、選手名鑑にまとめています。
試合予定(RIZIN・ボクシング・UFC・ONE のスケジュール一覧)
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この記事で使った出典
- RIZIN公式サイト「超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」対戦カードのページ/大会情報・チケットのページ(契約体重・ルール・開始時間)
- Sherdog(両選手の通算戦績と勝敗の内訳。YA-MANの戦績はこちらを採用)/日本語版Wikipedia(全試合の日付・決まり手・相手)
- ゴング格闘技 2025年12月26日(YA-MANの左眼窩底骨折による欠場と試合中止)
- TOKYO HEADLINE 2026年(仕切り直しの発表と、2人のコメント)
戦績・開始時間は2026年8月26日時点の公開情報にもとづきます。YA-MANの戦績は日本語版Wikipedia内で数字が食い違っていたため、試合一覧とSherdogが一致する数字を採用しました。誤りを見つけられた場合はご指摘ください。