ノエル・ミカエリアン
30秒でわかるノエル・ミカエリアン
- いまの立場=元WBC世界クルーザー級王者(2026年9月14日に剥奪。2025年12月13日〜、2度目の戴冠でした)。32戦28勝4敗(12KO)
- 最新の試合=2026年9月13日、ラスベガスでジェイ・オペタイアに9回1分30秒TKO負け(WBCの王座は賭からず、空位のWBAレギュラー王座決定戦として行われた)
- 次の相手=未定。WBC世界クルーザー級王座がどうなるかは、2026年9月13日の時点で発表がありません
- あまり書かれていない一点=プロ31戦までKO負けが一度もありませんでした。その記録は32戦目のオペタイア戦で途切れています
アルメニア・エレバン出身のドイツ人。本名はノライル・ミカエリアンで、以前は「ノエル・ゲボール」のリング名で戦っていました。あだ名は「ダークホース」。2023年にWBCクルーザー級王座を獲り、一度失い、2025年12月に取り返した2度目の王者です。
| 生年月日 | 1990年9月18日(35歳) |
|---|---|
| 出身 | アルメニア・エレバン(ドイツ在住・ドイツ国籍) |
| 別名 | ノエル・ゲボール(Noel Gevor)/本名ノライル・ミカエリアン |
| 異名 | ダークホース(Dark Horse) |
| 身長・リーチ | 190cm・191cm/構えはオーソドックス |
| 戦績 | 32戦28勝(12KO)4敗 ※KO率38%・KO負けは2026年9月のオペタイア戦が初めて |
| プロデビュー | 2011年5月27日 |
| 王座 | 元WBC世界クルーザー級王者(2025年12月13日〜2026年9月14日/2023年11月〜2025年5月にも保持) |
| プロモーター | ドン・キング |
直近の4戦
| 2026年9月13日 | ジェイ・オペタイアに9回1分30秒TKO負け(米ネバダ州ラスベガス)※プロで初めてのKO負け。WBCの王座は賭からず、WBAレギュラー王座決定戦だった |
|---|---|
| 2025年12月13日 | バドゥ・ジャックに12回3-0判定勝ち(米カリフォルニア州ロサンゼルス)※WBC世界クルーザー級王座奪回 |
| 2025年5月3日 | バドゥ・ジャックに12回1-2判定負け(サウジアラビア・リヤド)※WBC王座から陥落 |
| 2023年11月4日 | イルンガ・マカブに3回TKO勝ち(米フロリダ州マイアミ)※WBC世界クルーザー級王座決定戦 |
知っておきたいこと
9月13日は「自分のベルトを賭けられない」試合だった
2026年5月、WBCはミカエリアンにデビッド・ベナビデスとの指名試合を命じました。戴冠から6か月以内に任意防衛をしなかったことと、1階級上下のWBC王者が希望すれば自動的に指名挑戦者になれるという規定によるものです。
WBCが示した条件は「ベナビデスと戦うか、オペタイアと戦って王座を失うか」。ミカエリアンはオペタイア戦を選び、2026年9月、プロモーターのドン・キングが「WBCはこの試合をタイトルマッチとして公認しない」と発表しました。
つまり9月13日は、WBC王座を失うことを承知で、リング誌とZuffaの王座に挑む試合でした。結果は9回1分30秒のTKO負け。プロ32戦目で、初めてKOによる敗戦を喫しました(全9試合の結果)。
同じ相手に、7か月で借りを返している
2025年5月にバドゥ・ジャックへ1-2の判定で敗れ、同じ年の12月に再戦して3-0で勝つ。7か月での勝ち返しでした。バドゥ・ジャックはスウェーデン出身の元WBCスーパーミドル級王者で、40歳を超えてもトップにいた選手です。
3敗はすべて判定。倒されたことがない
3敗の内訳は、2017年5月のクシシュトフ・ヴウォダルチク戦(スプリット判定)、2018年11月のマイリス・ブリエディス戦、2025年5月のバドゥ・ジャック戦です。プロ31戦で、KO・TKOで倒されたことは一度もありません。
ブリエディス戦はワールド・ボクシング・スーパーシリーズのクルーザー級トーナメントでの敗戦で、この大会は最終的にムラト・ガシエフとウシクの決勝で終わりました。なお、そのブリエディスにジェイ・オペタイアは2022年と2024年の2回とも勝っています。
▶ 王座がどうなったかのくわしい経緯=ミカエリアンのWBC王座が空位に|チェスラックが新王者へ
クルーザー級のベルトは、いまこうなっている
| WBA・WBO | デビッド・ベナビデス(32戦全勝) |
|---|---|
| WBC | ミハル・チェスラック(2026年9月14日にミカエリアンの剥奪にともない暫定から昇格) |
| IBF | 空位(2026年3月にオペタイアから剥奪) |
| リング誌・Zuffa | ジェイ・オペタイア |
戦績は2026年9月18日時点の公開情報にもとづきます。誤りがあればご指摘ください。
この選手と近い選手
- ジェイ・オペタイア クルーザー級/リング誌&Zuffa世界クルーザー級王者(9/13の対戦相手)
- デビッド・ベナビデス クルーザー級/WBA・WBO世界クルーザー級王者
- ミハル・チェスラック クルーザー級/WBC世界クルーザー級王者(ミカエリアンの後任)
- リヤド・メルウィー ブリッジャー級/WBC世界ブリッジャー級王者
- ダニエル・デュボア ヘビー級/WBO世界ヘビー級王者