井岡 一翔
30秒でわかる井岡一翔(2026年10月24日時点)
- 最新のニュース=2026年10月22日に会見し、現役を続けると発表。大みそかに再起戦を行います(バンタム級・相手は後日発表)
- 目標=バンタム級で世界王座を取ること。かなえば日本の男子で初めての5階級制覇です(バンタム級ではまだ王者になっていません)
- 最新の試合=2026年5月2日、東京ドームでWBC世界バンタム級王者・井上拓真に挑戦し、12回0-3の判定負け(ジャッジ3人全員が井上の勝ち)。2回と3回にダウンし、試合のあと右目の下の骨(眼窩底)の骨折がわかって手術を受けました
- 通算=38戦32勝(17KO)5敗1分
- あまり書かれていない一点=大みそかのリングは2025年までで13戦11勝1敗1分。負けは2018年のドニー・ニエテス戦(WBOスーパーフライ級の王座決定戦・1-2の判定)だけです
10月24日追記:再起表明と世界戦の決定は別の段階です。大みそか再起戦の決定事項と未発表事項を会見報道から整理しました。
大阪府堺市出身。ミニマム級・ライトフライ級・フライ級で世界王者になったあと、2019年にスーパーフライ級の王座を取り、日本の男子で初めての4階級制覇を果たした選手です。2025年の大みそかからは、1つ上のバンタム級で戦っています。
2026年5月、そのバンタム級で井上拓真に挑みましたが、2度倒されて大差の判定で敗れました。37歳。10月22日の会見では、あきらめずに戦い続ける姿を見せたいという思いを語り、もう一度5階級制覇をめざすと決めています。
| 生年月日 | 1989年3月24日(37歳) |
|---|---|
| 出身 | 大阪府堺市 |
| 体格 | 164cm/リーチ164cm |
| 階級 | バンタム級(2025年12月から)。体重の目安は階級と体重の一覧へ |
| 所属 | 志成ボクシングジム |
| 戦績 | 38戦32勝(17KO)5敗1分 |
| 主なタイトル | WBC・WBA世界ミニマム級/WBA世界ライトフライ級/WBA世界フライ級/WBO・WBA世界スーパーフライ級 |
| 次の試合 | 2026年12月31日(大みそか)に再起戦。相手・会場は未発表(2026年10月24日時点)。決まりしだい試合予定ページに載せます |
直近5戦
| 日付 | 相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 2026.05.02 | 井上拓真(WBC世界バンタム級王者) | ● 0-3判定/東京ドーム。2回・3回にダウン |
| 2025.12.31 | マイケル・オールドスゴイティ | ○ 4回KO/大田区総合体育館。バンタム級の初戦で、WBA世界バンタム級の挑戦者決定戦 |
| 2025.05.11 | フェルナンド・マルティネス(WBA世界スーパーフライ級王者) | ● 0-3判定/大田区総合体育館。再戦で王座を取り戻せず |
| 2024.07.07 | フェルナンド・マルティネス(IBF世界スーパーフライ級王者) | ● 0-3判定/両国国技館。WBAとIBFの統一戦で、持っていたWBAのベルトを失う |
| 2023.12.31 | ホスベル・ペレス | ○ 7回KO/大田区総合体育館。WBA世界スーパーフライ級王座の防衛 |
直近5戦は2勝3敗と負け越しています。敗れた3試合は、どれも世界王者と12回まで戦っての判定負けでした。30代後半に入り、厳しい結果が続いています。なお、2024年の大みそかにもマルティネスとの再戦が組まれていましたが、相手の体調不良で中止になっています。
世界王座を取った6試合(4階級)
| No. | 獲得した日 | 王座 | 相手と勝ち方 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2011年2月11日 | WBC世界ミニマム級 | オーレイドン・シスサマーチャイに5回TKO |
| 2 | 2012年6月20日 | WBA世界ミニマム級 | WBC王者として、WBA王者の八重樫東との統一戦に12回3-0判定勝ち(2団体統一) |
| 3 | 2012年12月31日 | WBA世界ライトフライ級 | 空位の王座決定戦でホセ・アルフレド・ロドリゲスに6回TKO(2階級制覇) |
| 4 | 2015年4月22日 | WBA世界フライ級 | フアン・カルロス・レベコに12回2-0判定(3階級制覇) |
| 5 | 2019年6月19日 | WBO世界スーパーフライ級 | 空位の王座決定戦でアストン・パリクテに10回TKO(日本の男子で初めての4階級制覇) |
| 6 | 2023年6月24日 | WBA世界スーパーフライ級 | 空位の王座決定戦でジョシュア・フランコに12回3-0判定 |
このほか、2014年5月にはIBF世界フライ級王座に挑戦し、アムナット・ルエンロエンに1-2の判定で敗れています(この表には入れていません)。
大みそかの井岡|2025年まで13戦11勝1敗1分
井岡一翔といえば大みそか、という人も多いはずです。実際に数えると、12月31日の試合は2011年から13試合あります。そのうち11試合に勝ち、負けは1つ、引き分けが1つです。
| No. | 年 | 相手 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2011年 | ヨードグン・トーチャルンチャイ | ○ 1回TKO(WBCミニマム級の防衛) |
| 2 | 2012年 | ホセ・アルフレド・ロドリゲス | ○ 6回TKO(WBAライトフライ級を獲得) |
| 3 | 2013年 | フェリックス・アルバラード | ○ 12回3-0判定(WBAライトフライ級の防衛) |
| 4 | 2014年 | ジャン・ピエロ・ペレス | ○ 5回KO(ノンタイトル) |
| 5 | 2015年 | フアン・カルロス・レベコ | ○ 11回TKO(WBAフライ級の防衛) |
| 6 | 2016年 | スタンプ・キャットニワット | ○ 7回TKO(WBAフライ級の防衛) |
| 7 | 2018年 | ドニー・ニエテス | ● 12回1-2判定(WBOスーパーフライ級の決定戦) |
| 8 | 2019年 | ジェイビエール・シントロン | ○ 12回3-0判定(WBOスーパーフライ級の防衛) |
| 9 | 2020年 | 田中恒成 | ○ 8回TKO(WBOスーパーフライ級の防衛) |
| 10 | 2021年 | 福永亮次 | ○ 12回3-0判定(WBOスーパーフライ級の防衛) |
| 11 | 2022年 | ジョシュア・フランコ | △ 12回引き分け(WBOとWBAの統一戦) |
| 12 | 2023年 | ホスベル・ペレス | ○ 7回KO(WBAスーパーフライ級の防衛) |
| 13 | 2025年 | マイケル・オールドスゴイティ | ○ 4回KO(バンタム級の初戦・WBA挑戦者決定戦) |
試合がなかったのは2回だけです。2017年は大みそかに一度引退を発表し、2024年は相手の体調不良で試合が中止になりました。11勝のうち8試合はKO・TKOで、判定まで行かずに終わっています。
ただし、大みそかに強いから2026年も勝てる、とは言えません。相手も階級もそのたびに違います。ここでは「大みそかの試合が、井岡のキャリアの節目になってきた」という事実までにしておきます。
5階級制覇まで、残るのはバンタム級
井岡が王者になった4つの階級(ミニマム級・ライトフライ級・フライ級・スーパーフライ級)に、バンタム級の世界王座が加われば5階級制覇です。2026年5月の井上拓真戦は、そのバンタム級の世界王座をかけた試合でしたが、2度倒されて判定で敗れました。
井岡は37歳で、会見では「ラストチャンス」という言葉も口にしています。大みそかの再起戦の相手や、その次にどの団体のベルトを狙うのかは、まだ発表されていません。いまのバンタム級の王者はボクシング世界王者一覧で確かめられます。発表があれば、このページと試合予定に書き足します。
このページで使った出どころ
- ボクシングニュース|井岡一翔、大みそかに再起戦(2026年10月22日)(現役続行・大みそかの再起戦・5階級制覇・眼窩底骨折の手術と練習再開)
- デイリースポーツ|井上拓真が初防衛 井岡から2度ダウン奪い大差判定勝ち(2026年5月3日)(井上拓真戦の結果とダウン・日本の男子で初めての5階級制覇をめざした試合だったこと)
- デイリースポーツ|井岡一翔 大みそかにオールドスゴイティと対戦(2025年11月28日)(バンタム級初戦がWBAの挑戦者決定戦として組まれたこと)
- Wikipedia(日本語版)|井岡一翔/Wikipedia(英語版)|Kazuto Ioka(生年月日・体格・通算戦績・世界王座・大みそかの13試合。2つの版の戦績表が一致したものだけを書いています)
リンクは2026年10月24日に確認したものです。誤りがあればご指摘ください。