30秒でわかるエドゥアルド・ヌニェス

  • いまの立場元IBF世界スーパーフェザー級王者(2025年5月〜2026年2月/防衛1)。31戦29勝(27KO)2敗
  • 最新の試合=2026年2月28日、ナバレッテに11回1秒TKO負け。プロ初のKO負けで王座から陥落
  • 次の相手=未定(2026年9月4日時点)
  • あまり書かれていない一点デビューから27勝、その27勝すべてがKO勝ちでした。その連続を止めたのが、日本の力石政法です

メキシコ・シナロア州ロスモチス出身。あだ名は「シュガー」。2015年9月、18歳のときに初回KO勝ちでプロデビューし、そこから勝ち星をすべてKOで積み上げてきました。日本のリングには2025年5月に1度だけ上がっています。

生年月日 1997年7月25日(29歳)
出身 メキシコ・シナロア州ロスモチス
異名 シュガー(Sugar)
戦績 31戦29勝(27KO)2敗
王座 元IBF世界スーパーフェザー級王者(2025年5月28日〜2026年2月28日/防衛1)/元WBCユース世界フェザー級シルバー王者
プロデビュー 2015年9月26日(メキシコ・プエルトペニャスコ)初回KO勝ち

直近の3戦

2026年2月28日 エマヌエル・ナバレッテ11回1秒TKO負け(米アリゾナ州グレンデール)※IBF・WBO王座統一戦。右目の腫れでドクターストップ
2025年9月6日 クリストファー・ディアスに12回3-0の判定勝ち(地元ロスモチス)※IBF初防衛
2025年5月28日 力石政法に12回3-0の判定勝ち(横浜BUNTAI)※IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦

知っておきたいこと① 27連続KOを止めたのは、日本人だった

ヌニェスはプロデビューから、勝った試合が27試合ともKO勝ちという選手でした。判定まで行った勝ち星が1つもありません。

その記録が止まったのが、2025年5月28日、横浜BUNTAIでの力石政法戦です。ヌニェスは12回3-0の判定でベルトを獲りましたが、初めて「倒せずに勝った」試合になりました。

そして9か月後、こんどはヌニェス自身がナバレッテに11回で止められ、プロ初のKO負けを喫します。倒す側から倒される側に回るまでの間に、日本のリングでの12ラウンドが挟まっている形です。

知っておきたいこと② 挑戦権を取ったのに、相手がいなくなった

ヌニェスがIBFのベルトにたどり着くまでの道のりは、まっすぐではありませんでした。

2024年2月16日 タジキスタンで元王者シャフカッツ・ラヒモフに11回16秒TKO勝ち。IBF挑戦者決定戦を制し、王者ジョー・コルディナへの挑戦権を得た
2024年5月18日 ところがそのコルディナがカカーチェに8回TKO負け。挑戦する相手がいなくなった
2025年1月31日 新王者のカカーチェが王座を返上。ベルトが空位になる
2025年2月3日 IBFがヌニェス(1位)と力石政法(3位)に王座決定戦を指令
2025年5月28日 横浜BUNTAIで決定戦。ヌニェスが判定勝ちで戴冠

おもしろいのは、相手だった力石も、2023年にコルディナへの挑戦が内定しながら消滅していることです。同じ王者に挑めなかった2人が、そのベルトが空いたときに横浜でぶつかった、ということになります。

知っておきたいこと③ 日本での試合は「セミファイナル」だった

2025年5月28日は、横浜BUNTAIで初めて開かれたプロボクシング興行でした。メインは武居由樹の世界戦で、ヌニェス対力石はそのセミファイナルという位置づけです。世界王座決定戦がセミに置かれるのは珍しいことでした。

この日の会場は、その1年3か月後(2026年9月2日)に石井武志吉良大弥が世界王者になった、あの横浜BUNTAIと同じリングです。

くわしくは記事にまとめています。→ まとまる3本のうち2本に、力石政法は手をかけていた

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戦績は2026年9月4日時点の公開情報にもとづきます。誤りがあればご指摘ください。