コナー・ベン
30秒でわかるコナー・ベン
- いまの立場=WBC世界ウェルター級1位(指名挑戦者)。26戦25勝(14KO)1敗
- 最新の試合=2026年4月11日、レジス・プログレイスに10回3-0判定勝ち(150ポンド契約)
- 次の相手=2026年9月13日(日本時間)朝10時、ラスベガスでライアン・ガルシアとWBC世界ウェルター級タイトルマッチ。29歳にして初の世界戦です
- あまり書かれていない一点=父と息子で、同じ相手の家と戦っています。父ナイジェル・ベンは1990年代にクリス・ユーバンクと2度戦い、息子のコナーは2025年にその息子ユーバンクJr.と2度戦いました
イギリス・ロンドンのグリニッジ出身。あだ名は「ザ・デストロイヤー(破壊者)」。父は1990年代のイギリスで国民的な人気を集めた元世界王者ナイジェル・ベンです。2026年9月13日(日本時間)、29歳にして初めて世界のベルトに挑みます。
| 生年月日 | 1996年9月28日(29歳) |
|---|---|
| 出身 | イギリス・ロンドン グリニッジ |
| 異名 | ザ・デストロイヤー(The Destroyer) |
| 身長・リーチ | 173cm・173cm/構えはオーソドックス |
| 戦績 | 26戦25勝(14KO)1敗 ※KO率56% |
| 階級 | ウェルター級 |
| 王座 | 世界王座の獲得歴はなし。WBC世界ウェルター級1位=指名挑戦者(2026年9月時点) |
| 家族 | 父はナイジェル・ベン(元WBO世界ミドル級王者・元WBC世界スーパーミドル級王者) |
直近の3戦
| 2026年4月11日 | レジス・プログレイスに10回3-0判定勝ち(150ポンド契約)※元世界王者から白星 |
|---|---|
| 2025年11月15日 | クリス・ユーバンクJr.に12回3-0判定勝ち(119-107・116-110・118-108)※唯一の黒星をリベンジ |
| 2025年4月26日 | クリス・ユーバンクJr.に12回0-3判定負け(116-112が3者)※プロで唯一の敗戦 |
知っておきたいこと
1敗しかしていないが、その1敗の相手にだけ2回会っている
コナー・ベンのプロ26戦のうち、負けたのは2025年4月26日のクリス・ユーバンクJr.戦の1つだけです。しかもその7か月後、同じ相手と再戦して勝っています(2025年11月15日・12回3-0)。1回目は3者とも116-112という僅差でしたが、2回目は119-107、118-108と大きく開きました。
そして2026年4月11日には、元世界王者のレジス・プログレイスにも10回判定勝ち。この2勝でWBCの指名挑戦者の座を手に入れました。
父と息子で、同じ家と戦っている
ここがコナー・ベンという選手のいちばん面白いところです。
父のナイジェル・ベンは、48戦42勝(35KO)5敗1分という戦績の持ち主で、WBO世界ミドル級(1990年)とWBC世界スーパーミドル級(1992〜1996年)の2階級を制した選手です。そのナイジェルが1990年代のイギリスで何度も戦った最大のライバルがクリス・ユーバンクでした。
| 1990年11月18日 | 父ナイジェル・ベン が クリス・ユーバンクに 9回TKO負け(WBO世界ミドル級王座から陥落) |
|---|---|
| 1993年10月9日 | 父ナイジェル・ベン と クリス・ユーバンク は引き分け(WBC・WBO王座統一戦/マンチェスター) |
| 2025年4月26日 | 息子コナー・ベン が 息子クリス・ユーバンクJr.に 判定負け |
| 2025年11月15日 | 息子コナー・ベン が 息子クリス・ユーバンクJr.に 判定勝ち |
親子2代、あわせて4試合。イギリスのボクシングで30年以上続いているライバル関係です。
2022年から2024年まで、リングに上がれない時期があった
2022年10月8日にクリス・ユーバンクJr.と戦う予定でしたが、試合の直前に中止になりました。
2022年7月25日と9月1日に受けた抜き打ち検査で、クロミフェンという禁止薬物の陽性反応が出たためです。イギリスのボクシング管理委員会(BBBofC)が試合を禁止し、ベンは自らライセンスを返上しました。
そのあとの流れは、次のように行ったり来たりしました。
- 2023年3月=イギリスのアンチ・ドーピング機関(UKAD)が正式に告発し、暫定の資格停止
- 2023年7月=独立の審査パネルが停止を解除。ただしUKADとBBBofCが不服を申し立てる
- 2024年5月10日=申し立てが認められ、資格停止が復活
- 2024年11月6日=審査パネルが「規則違反があったと確信するには至らない」と判断し、停止を解除
- 2024年11月28日=UKADとBBBofCが「これ以上は争わない」と発表。ここで手続きが終わりました
この間もアメリカやドバイでは試合をしており(2023年9月のロドルフォ・オロスコ戦、2024年2月のピーター・ドブソン戦)、イギリス国内のリングに戻れなかった、という形でした。2026年9月時点で処分は残っていません。
9月13日は、ガルシアの初防衛戦でもある
相手のライアン・ガルシアは、2026年2月21日にマリオ・バリオスに判定勝ちしてWBC世界ウェルター級王座を獲った選手です。この試合が初防衛戦で、会場は王座を獲ったのと同じラスベガスのT-モバイル・アリーナです。
ガルシアは28戦25勝(20KO)2敗1無効でKO率71%。ベンのKO率56%より高い数字ですが、ベンは1敗しかしていません。「一発を持つ王者」対「ほとんど負けていない挑戦者」という構図です。
日本時間では9月13日(日)朝10時ごろの予定です(試合予定)。
戦績は2026年9月3日時点の公開情報にもとづきます。誤りがあればご指摘ください。
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