30秒でわかる(2026年11月2日時点)

  • 決まっていること:RIZINのMMAでベルトがある階級は6つです。体重の上限は、フライ級57.0kg・バンタム級61.0kg・フェザー級66.0kg・ライト級71.0kg・ライトヘビー級93.0kg・女子スーパーアトム級49.0kgです。
  • いまの王者:フライ級=神龍誠、バンタム級=ダニー・サバテロ、フェザー級=ラジャブアリ・シェイドゥラエフ、ライト級=ルイス・グスタボの4人。ライトヘビー級と女子スーパーアトム級は空位で、王者がいるのは6階級のうち4つです。
  • これから動くかもしれないこと:11月8日のRIZIN.55でフライ級のタイトルマッチ(神龍誠 vs トニー・ララミー)があります。大晦日には、フェザー級のタイトルマッチ(シェイドゥラエフ vs 秋元強真)と、空位の女子スーパーアトム級の王座決定戦が予定されています。

RIZINの試合を見ていると、「66.0kg」「61.0kg」といった数字が出てきます。これはどの階級なのか、そもそもRIZINには階級がいくつあるのか、と思ったことはないでしょうか。

答えを先に書くと、RIZINのMMA(総合格闘技)でベルトがある階級は6つです。男子は57.0kgのフライ級から93.0kgのライトヘビー級まで5つ、女子は49.0kgのスーパーアトム級が1つあります。ただし、いま王者がいるのはそのうち4階級で、ライトヘビー級と女子スーパーアトム級は空位です。

このページでは、6つの階級の体重といまの王者を一覧にしました。あわせて、対戦カードに出てくる「◯kg」の読み方、UFCとの重さのちがい、ベルトが無い重さの試合についても整理しています。

この記事で分かること

  • RIZINの6階級の体重の上限
  • 各階級のいまの王者と防衛回数
  • 対戦カードの「◯kg」の読み方
  • 計量で体重を超えたときに起きること
  • UFC・ONEとの重さのちがい

RIZINの階級と体重の一覧

まずは結論の表です。RIZINの体重はキログラムの小数点1けた(66.0kgなど)で決められています。アメリカの団体のUFCはポンドで決めているので、ここが大きなちがいです。表のポンドは、キログラムを換算した目安として載せています。体重は「この重さ以下」という意味の上限で、前日の計量でこの数字を超えなければ合格です。

ベルトがある6階級

No. 階級 体重の上限 ポンドにすると いまの王者
1 ライトヘビー級 93.0kg 約205.0ポンド 空位
2 ライト級 71.0kg 約156.5ポンド ルイス・グスタボ
3 フェザー級 66.0kg 約145.5ポンド ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
4 バンタム級 61.0kg 約134.5ポンド ダニー・サバテロ
5 フライ級 57.0kg 約125.7ポンド 神龍誠
6 女子スーパーアトム級 49.0kg 約108.0ポンド 空位

体重の数字は、RIZIN公式の対戦カードと試合結果で確かめました。たとえば11月8日のRIZIN.55は「フライ級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)」、9月10日の超RIZIN.5は「RIZIN & PFL フェザー級ダブルタイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)」と書かれています。93.0kgのライトヘビー級は最近タイトルマッチが無いため、日本語版と英語版のWikipediaの数字が一致していることで確かめています。

となりの階級との差は4〜5kg

男子の軽い4階級は、57.0kg→61.0kg→66.0kg→71.0kgと、4kgか5kgきざみで並んでいます。ところがライト級(71.0kg)の次は、いきなりライトヘビー級(93.0kg)です。そのあいだの22kgには、ベルトのある階級がありません。

試合が集まりやすいのも、この軽い4階級です。たとえば11月8日のRIZIN.55は、発表されている15試合がすべてMMAで、どれも57.0kg・61.0kg・66.0kg・71.0kgのどれかで組まれています(RIZIN.55の対戦カード)。

女子のベルトは1本だけ

女子でベルトがあるのは、49.0kgのスーパーアトム級だけです。王者だった伊澤星花は、2026年4月12日のRIZIN福岡大会のリングで第1子の妊娠を自分から報告し、ベルトを返上しました。

RIZINは6月15日、空いたベルトを大晦日の王座決定戦で決めると発表しています。7月〜9月に組まれた4つの試合の中身と勝ち方を見て、2人を選ぶ形です。4試合を勝ち抜くトーナメントではありません。4試合の最後は9月10日のRENA vs ナターシャ・クジュティナで、クジュティナが2回に一本勝ちしました。11月2日の時点で、大晦日に戦う2人の発表は当サイトでは確認できていません。

No. 日にち・場所 王座決定戦の候補を選ぶ試合
1 7月18日・広島 大島沙緒里 vs イ・イェジ
2 7月18日・広島 パク・シウ vs 須田萌里
3 8月11日・東京 ケイト・ロータス vs NOEL
4 9月10日・大阪 RENA vs ナターシャ・クジュティナ

いまの王者と次の防衛戦

次は、王者がいる4つの階級を1つずつ見ます。4人のうち3人は外国の選手で、日本人の王者はフライ級の神龍誠だけです(11月2日時点)。ベルトをとった日と防衛の回数も並べました。フライ級は11月8日に、フェザー級は大晦日にタイトルマッチが予定されているので、年末までに表が変わるかもしれません。

4人の王者の一覧

No. 階級 王者(国) ベルトをとった日 防衛 次の試合
1 ライト級 ルイス・グスタボ(ブラジル) 2026年5月10日 0回 発表なし(11月2日時点)
2 フェザー級 ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス) 2025年5月4日 4回 大晦日に秋元強真と(報道)
3 バンタム級 ダニー・サバテロ(アメリカ) 2025年12月31日 2回 発表なし(11月2日時点)
4 フライ級 神龍誠(日本) 2026年6月6日 0回 11月8日にトニー・ララミーと

フライ級は11月8日に初防衛戦

神龍誠は2026年6月6日、地元の仙台で扇久保博正に判定3-0(審判3人全員が神龍の勝ち)で勝って王者になりました。11月8日のRIZIN.55(千葉・ららアリーナ 東京ベイ)のメインで、カナダのトニー・ララミーを相手に初めての防衛戦をします。もしララミーが勝てば、RIZINの王者に日本人がいなくなります。

フェザー級は大晦日に秋元強真が挑戦

シェイドゥラエフは20戦20勝の王者です。2026年9月10日の超RIZIN.5でAJ・マッキーに判定3-0で勝ち、4度目の防衛に成功しました。同じ試合で、アメリカの団体PFLのフェザー級のベルトもとっています(超RIZIN.5の結果)。デイリースポーツによると、この試合のあとにリングに上がった秋元強真の挑戦をシェイドゥラエフが受け、大晦日のタイトルマッチが決まりました。

ライト級とバンタム級は次が未定

ルイス・グスタボは2026年5月10日のRIZIN.53で、王者イルホム・ノジモフを1回TKOで倒してベルトをとりました。RIZINに出て8年目、2度目の挑戦でした。バンタム級のサバテロは、2025年の大晦日に井上直樹に勝って王者になり、2026年4月に後藤丈治、7月18日に鹿志村仁之介に勝って2度防衛しています。

バンタム級では、11月8日の井上直樹 vs イリスベク・ティレノフが「次の挑戦者を決める試合」と報じられています。

対戦カードの「◯kg」の読み方

RIZINの対戦カードには、試合ごとに「RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)」のように体重が書いてあります。この数字が上の表の6つのどれかなら、その階級の重さで戦う試合です。表に無い数字なら、その試合のためだけに決めた重さ(契約体重)です。「66.0kg」と書いてあってもタイトルマッチとは限らないので、カードに「タイトルマッチ」と書いてあるかも一緒に見てください。

数字から階級を読む早見表

No. カードの数字 読み方
1 57.0kg フライ級の重さ
2 61.0kg バンタム級の重さ
3 66.0kg フェザー級の重さ
4 71.0kg ライト級の重さ
5 93.0kg ライトヘビー級の重さ
6 49.0kg 女子スーパーアトム級の重さ
7 上の表に無い数字(例 51.0kg・62.0kg) その試合だけの契約体重

契約体重の試合は珍しくない

たとえば2026年5月10日のRIZIN.53では、RIZIN公式の試合結果に51.0kgと62.0kgのMMAの試合が載っています。どちらも6階級の数字ではないので、2人で決めた重さの試合です。階級のちがう2人を戦わせたいときや、片方が減量に苦しんでいるときに、この形がよく使われます。

契約体重の試合は、ふつうはタイトルマッチではないので、勝ってもベルトは動きません。タイトルマッチかどうかは、カードの「タイトルマッチ」の文字で確かめてください。くわしい仕組みは計量と契約体重のしくみにまとめています。

体重差15kgで変わるルール

RIZINのMMAでは、寝ている状態(グラウンド)の相手の頭へのひざ蹴りや踏みつけが認められています。ただしRIZIN公式のルールでは、2人の体重差が15kg以上あるときは、グラウンドでの頭へのひざ蹴りを使うかどうかを、軽いほうの選手が選べる決まりです。体重差が大きい試合では、体重が使える技にまで関わってきます。

計量オーバーで王座を失った例

タイトルマッチでは、試合の前日に計量があります。王者がこのとき上限を超えると、試合をする前にベルトを失います。RIZINでは2023年に、王者が計量で失格になる出来事が2回ありました。どちらも、王者が勝ってもベルトは戻らない条件で試合が行われています。

2回の例

No. 大会 階級(上限) 王者 超えた重さ その後
1 RIZIN.43(2023年6月) フェザー級(66.0kg) クレベル・コイケ 400g 王座はく奪。試合はクレベルが勝ったが、決まりにより無効試合で、ベルトは空位に
2 RIZIN.45(2023年12月31日) バンタム級(61.0kg) フアン・アーチュレッタ 2.8kg 王座はく奪。挑戦者の朝倉海が勝ったときだけ正式な記録にする条件で試合が行われた

400gでもベルトを失う

1つ目の例のクレベル・コイケは、上限を400g超えて王座を失いました。400gは、500mLのペットボトル1本より軽い重さです。タイトルマッチの計量では「少しだけなら大丈夫」が通りません。

UFC・ONEとの重さのちがい

同じ「フェザー級」でも、団体がちがえば重さもちがいます。RIZINとUFCは近い数字ですが、まったく同じではありません。シンガポールのONE Championshipは呼び名そのものが1段ずれています。他の団体から来た選手の話をするときは、階級の名前ではなく重さで比べるのが確実です。

RIZINとUFCの比べ

No. 階級 RIZIN UFC 差
1 ライトヘビー級 93.0kg 93.0kg(205ポンド) ほぼ同じ
2 ライト級 71.0kg 70.3kg(155ポンド) RIZINが0.7kg重い
3 フェザー級 66.0kg 65.8kg(145ポンド) RIZINが0.2kg重い
4 バンタム級 61.0kg 61.2kg(135ポンド) RIZINが0.2kg軽い
5 フライ級 57.0kg 56.7kg(125ポンド) RIZINが0.3kg重い

ほとんどの階級でRIZINのほうがわずかに重いのですが、バンタム級だけはRIZINのほうが軽いのが面白いところです。差は0.2〜0.7kgと小さいものの、ぎりぎりまで減量する選手にとっては軽くない差です。UFCでは、タイトルマッチ以外の試合なら上限を1ポンド(約0.45kg)まで超えても認められますが、タイトルマッチでは認められません。計量の決まりも団体ごとにちがいます。同じ階級名でも、まったく同じ条件ではありません。

ONEは呼び名が1段ずれる

ONE Championshipの「フェザー級」は155ポンド(約70.3kg)で、RIZINならライト級(71.0kg)に近い重さです。ONEは計量のやり方もほかの団体とちがうので、ONEの選手がRIZINに出るときは、階級の名前ではなくキログラムの数字で見てください。団体ごとの表は格闘技の階級と体重の一覧にまとめています。

RIZINの王者がPFLのベルトも持つ

シェイドゥラエフは2026年9月10日、RIZINとPFLの2つのベルトがかかったタイトルマッチでAJ・マッキーに勝ち、2団体の王者になりました。どちらの団体もフェザー級は約66kg(PFLは145ポンド)なので、同じ重さのまま2本のベルトを持っています。PFLやUFCの王者はMMA王者一覧で見られます。

ベルトが無い重さの試合

RIZINでは、ベルトのある6階級以外の重さの試合も行われています。いちばん目立つのは、93.0kgより重い選手どうしの試合です。また、RIZINにはMMAのほかに、蹴りとパンチだけで戦うキックボクシングの試合もあります。このページはMMAの階級を中心にまとめていますが、ここで重い階級とキックボクシングの体重にも少しふれておきます。

ヘビー級(120kg)

重い選手の試合は、120kgを上限に組まれることがあります。たとえば2021年のRIZIN.31では、スダリオ剛 vs SAINTが120.0kgの試合として行われました。ただし、11月2日の時点でRIZINにヘビー級のベルトはありません。

2026年は、日本人の重い選手4人による「RIZIN JAPAN GP ヘビー級トーナメント」が行われています。決勝として予定されていたスダリオ剛 vs エドポロキングは、エドポロキングの肩のけがで延期になりました(9月25日のRIZIN公式会見で発表)。

キックボクシングの体重

キックボクシングの試合も、カードに「RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(57.0kg)」のように体重が書かれます。RIZIN.53では46.0kg・57.0kg・62.0kgの試合がありました。数字の読み方は、MMAと同じく「この重さ以下」です。

無差別級の特別な試合

体重を決めない「無差別級」の試合が組まれることもあります。RIZIN.53の平本蓮 vs 皇治は、「RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分 3R(無差別級)」という特別ルールの試合でした。

よくある質問

RIZINのフェザー級は何キロですか?

66.0kg以下です。いまの王者はラジャブアリ・シェイドゥラエフで、4度防衛しています。UFCのフェザー級(65.8kg)より0.2kg重い設定です。

RIZINのライト級は何キロですか?

71.0kgです。いまの王者は2026年5月10日にベルトをとったルイス・グスタボです。

RIZINのバンタム級とフライ級は何キロですか?

バンタム級は61.0kg、フライ級は57.0kgです。バンタム級の王者はダニー・サバテロ、フライ級の王者は神龍誠です。

RIZINにヘビー級のベルトはありますか?

2026年11月2日の時点ではありません。いちばん重いベルトはライトヘビー級(93.0kg)で、これも空位です。重い選手の試合は120kgを上限に組まれることがあります。

女子の階級はいくつありますか?

ベルトがあるのは女子スーパーアトム級(49.0kg)の1つだけで、11月2日の時点では空位です。大晦日に王座決定戦が予定されています。ほかの重さの女子の試合は、契約体重で組まれます。

「61.0kg契約」とはどういう意味ですか?

その試合だけ「61.0kg以下」で戦う、という約束です。61.0kgはバンタム級の上限と同じ数字ですが、タイトルマッチでなければベルトは動きません。

日本人のRIZIN王者はだれですか?

11月2日の時点では、フライ級の神龍誠だけです。11月8日のRIZIN.55で初めての防衛戦をします。女子スーパーアトム級の王座決定戦に日本人が出るかどうかは、まだ発表されていません。

次の確認点

  • 最初の確認:11月8日のRIZIN.55のフライ級タイトルマッチ(神龍誠 vs トニー・ララミー)の結果。この表のフライ級の行が変わるかどうか
  • 次の確認:大晦日のフェザー級タイトルマッチ(シェイドゥラエフ vs 秋元強真)と、女子スーパーアトム級の王座決定戦に出る2人の発表と結果。空位のライトヘビー級に動きがあるかどうか

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出典

2026年11月2日(日本時間・昼)時点の発表と報道にもとづきます。11月8日のRIZIN.55と大晦日の大会の結果で、王者の欄は変わる可能性があります。結果が出たら書き直します。誤りを見つけた場合はご指摘ください。

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