アオリ・チロン
30秒でわかる アオリ・チロン
- 最新の試合=2026年8月29日 UFC上海で朝倉海に2R 34秒 KO負け
- 通算=41戦26勝14敗1無効試合(UFCでは11戦4勝6敗1無効試合)
- いま2連敗中=5月30日マカオでコーディ・ハドンにTKO負け → 8月29日
- 名前の意味=「傲日其楞(アオリチロン)」はモンゴル語で「宇宙」
- いまの所属=UFC公式の選手ページでは「契約外」(2026年9月27日確認)
UFCランキングは?=圏外です。2026年9月3日時点のUFC公式ランキングで、バンタム級・フライ級ともトップ15にアオリ・チロンの名前はありません(バンタム級1位メラブ・ドバリシビリ、フライ級1位アレッシャンドリ・パントージャ)。同じ8月29日に勝った朝倉海もバンタム級のトップ15には入っていません。
中国・内モンゴル自治区シリンゴル盟出身のMMAファイター。41戦26勝14敗1無効試合。散打(中国の立ち技格闘技)出身で、リングネームは“Mongolian Murderer”(モンゴルの殺し屋)。「アオリチロン(傲日其楞)」はモンゴル語で「宇宙」という意味です。2026年8月29日のUFC上海大会で朝倉海と対戦し、2R 34秒でKO負けしました。
基本情報
| 名前 | アオリ・チロン(傲日其楞/Aori Qileng) |
|---|---|
| 国籍 | 中国 |
| 生年月日 | 1993年6月25日(33歳) |
| 出身地 | 内モンゴル自治区 シリンゴル盟(実家は遊牧民) |
| 身長/リーチ | 約170cm/69インチ(約175cm) |
| 階級 | フェザー級→バンタム級→フライ級(2021年)→バンタム級 |
| 所属 | Xin-Du Martial Arts Club →Fight Ready(アメリカ・アリゾナ/2022年〜) |
| バックボーン | 散打(西安体育学院・趙学軍コーチに師事) |
| 戦績 | 41戦 26勝14敗1無効試合 KO・TKO勝ち9/一本勝ち1/判定勝ち16 敗戦=KO・TKO 3/一本 3/判定 8 |
| UFC戦績 | 4勝6敗1無効試合(2021年〜) |
| おもな王座 | 武林風(WLF)バンタム級王者(1度防衛) |
| UFCボーナス | ファイト・オブ・ザ・ナイト1回(2021年 モリーナ戦)/パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト1回(2025年 ギブソン戦) |
経歴
- 実家は遊牧民。子どものころから体力を買われ、地元のコーチのもとで競技を始めました。
- 西安体育学院に送られ、趙学軍コーチに散打を学びます。趙コーチは中国人初のUFCファイター、ジャン・ティエチャンを育てた指導者です。
- 散打では2012年の内モンゴル国民体育大会52kg級、2013年の内モンゴル散手大会56kg級など、地元の大会で優勝を重ねました。
- 2015年11月にMMAへ転向。中国最大の格闘技団体武林風(WLF)でバンタム級王者となり、1度防衛しています。
- 2021年4月、UFC 261でジェフ・モリーナと対戦してUFCデビュー(判定負け/ファイト・オブ・ザ・ナイト)。
- フライ級で2連敗したあとバンタム級へ。2022年からはアメリカ・アリゾナのFight Readyに拠点を移しています。
UFCでの全11戦
| 日付 | 相手 | 結果 | 大会 |
|---|---|---|---|
| 2026年8月29日 | 朝倉 海 | 2R 0:34 KO負け(左ハイキック+連打) | UFC Fight Night 上海 |
| 2026年5月30日 | コーディ・ハドン | 2R 2分11秒 TKO負け(ボディへの膝+パンチ) | UFC Fight Night マカオ |
| 2025年10月18日 | コディ・ギブソン | 1R 21秒 KO勝ち(パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト) | UFC Fight Night バンクーバー |
| 2024年9月14日 | ラウル・ロサスJr. | 判定0-3負け | UFC 306 |
| 2024年2月10日 | ダニエル・マルコス | 無効試合(偶発的なローブロー) | UFC Fight Night |
| 2023年10月7日 | ジョニー・ムニョスJr. | 判定3-0勝ち | UFC Fight Night |
| 2023年6月10日 | アイマン・ザハビ | 1R 1分04秒 KO負け | UFC 289 |
| 2022年8月20日 | ジェイ・ペリン | 判定3-0勝ち | UFC 278 |
| 2022年4月23日 | キャメロン・エルス | 1R 2分48秒 TKO勝ち | UFC Fight Night |
| 2021年11月20日 | コディ・ダーデン | 判定0-3負け | UFC Fight Night |
| 2021年4月24日 | ジェフ・モリーナ | 判定0-3負け(ファイト・オブ・ザ・ナイト) | UFC 261 |
戦い方の特徴
- 前に出て手数を出すストライカー。UFC公式データでは1分あたりの有効打4.29、打撃精度50%。
- もらう量も多い。1分あたり5.62発をもらい、有効打ディフェンス(相手の打撃を当てさせなかった率)は47%。打ち合いになりやすい理由がここにあります。
- 組みも使う。テイクダウンも狙う選手で、「散打の打撃だけの選手」ではありません。
- 26勝のうち16勝が判定。フルラウンド戦って点を取る勝ち方をいちばんよく知っています。
- 負けの内訳。通算14敗のうちKO・TKO負けは3回(ザハビ戦・ハドン戦・朝倉戦)で、残りは一本負け3回・判定負け8回です。
- UFCでは2023年以降、2連勝がありません。2023年以降は勝ちと負けがほぼ交互に並んでいます。
UFCでの11戦を分けて見る|そしてUFCを離れた
UFCでの11戦を、階級と決着のしかたで分けると次のとおりです。
| 分け方 | 試合数 | 成績 |
|---|---|---|
| フライ級(2021年) | 2 | 0勝2敗 |
| バンタム級(2022年〜) | 9 | 4勝4敗1無効試合 |
| 判定までいった試合 | 5 | 2勝3敗 |
| KO・TKOで終わった試合 | 5 | 2勝3敗 |
フライ級では2戦2敗で、UFC初勝利は階級を上げたあとの2022年4月(キャメロン・エルス戦)でした。判定でもKO・TKOでも2勝3敗で、決着のしかたで成績の差はありません(残る1試合は2024年2月のダニエル・マルコス戦で、偶発的なローブローによる無効試合)。
UFC公式の集計では、1分あたりに当てる有効打が4.29発、もらう有効打が5.62発です。差し引きすると、もらう数のほうが1分あたり約1.3発多い計算になります。また、通算のKO・TKO負け3回は、3回ともUFCでの試合です。
2026年は5月のコーディ・ハドン戦、8月の朝倉海戦と、2試合続けてKO・TKOで負けました。朝倉海戦のあと、UFC公式サイトの選手ページの表示が「契約外」に変わっています(ENCOUNTが2026年9月5日に報道。当サイトも9月27日にUFC公式で確認)。次にどこで戦うかは、9月27日時点で発表されていません。
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戦績は2026年8月29日の試合まで(2026年9月27日に確認)。出典=UFC公式(日本語版)の選手ページ/英語版Wikipedia「Aori Qileng」/Sherdog/ENCOUNT/ゴング格闘技。
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- ピョートル・ヤン バンタム級/UFCバンタム級王者
- 朝倉 海 バンタム級/元RIZINバンタム級王者
- エルベク・アリショフ バンタム級/11戦11勝(10フィニッシュ)無敗。ONEバンタム級王者
- ダニー・サバテロ バンタム級/RIZINバンタム級王者