【9月10日】冨澤大智 vs ドンマイ川端|36歳のプロデビュー戦。2人はBreakingDownで、同じ相手に同じ0-5で負けている
【2026年8月29日 追記】この試合は中止になりました。ドンマイ川端が左眼窩底骨折(全治2〜3か月)のため欠場。冨澤大智は代役を探して出場を模索しています → くわしくはこちら
【2026年8月27日 追記】ドンマイ川端の欠場がSNSで噂になっていますが、RIZINからの公式発表はまだ出ていません。何が確認できて何が確認できていないのかは、こちらの検証記事にまとめました。
2026年9月10日(木)の超RIZIN.5 浪速の超復活祭り(京セラドーム大阪)で、冨澤大智とドンマイ川端が対戦します。59.0kgのキャッチウェイト、5分3Rです。
ドンマイ川端は36歳でプロMMAデビュー。しかも大阪府豊中市の出身で、地元・京セラドーム大阪がデビュー戦の舞台になります。
この2人、経歴だけ見ると接点がなさそうですが、じつは同じ相手に、同じ判定0-5で負けています。
2人とも、BreakingDownでヒロヤに0-5で負けている
2人の共通点はBreakingDownです。しかも同じ相手・同じスコアでした。
- 冨澤大智 2022年11月3日 BreakingDown6 ヒロヤに判定0-5(1分1R)
- ドンマイ川端 2023年5月21日 BreakingDown8 ヒロヤに判定0-5(1分1R+延長1R)
どちらもアマチュア扱いの試合で、2人とも総合格闘技ルールでヒロヤに手も足も出ずに判定を落としています。半年ちがいで同じ壁にぶつかった2人が、3年後にRIZINのドーム大会で当たる、という構図です。
ドンマイ川端は、柔道で2度日本一になっている
ドンマイ川端の本名は川端龍。柔道60kg級の元日本代表クラスの選手で、段位は三段、得意技は足技と、低い韓国背負い投げです。
主な戦績を並べると、こうなります。
- 2011年 講道館杯 60kg級 優勝 決勝の相手は、当時 東海大相模高校3年の髙藤直寿。小内刈で破っています
- 2011年 グランドスラム・東京 2位
- 2013年 全日本選抜体重別 優勝 準決勝で当時世界ランキング1位だった髙藤を巴投で破りました
- 2014年 ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト 優勝
髙藤直寿はのちに東京五輪の金メダリストになる選手です。川端はその髙藤に、日本の大会で2度勝っています。
2011年の講道館杯優勝インタビューでの「顔がベスト16みたいな顔なんで、柔道だけは何としても優勝したかったです」という発言は、いまも語り継がれています。
YouTuberになってから7年、そして36歳でデビュー
川端は2019年11月29日(自身の誕生日)にYouTubeチャンネルを開設。柔道界の人脈を生かした企画で、登録者は40万人を超えています。
MMA挑戦のきっかけは朝倉海でした。日本語版Wikipediaによれば、2025年末に朝倉海から誘いを受けて一度は断ったものの、結果的に練習を積み、榊原信行CEOのオファーを受けてデビューが決まっています。所属はJAPAN TOP TEAM。朝倉未来と同じジムです。
ただし本人は会見後、サンケイスポーツの取材に「ジムどこなの? 本当にJTTでいいの?」「(朝倉未来とは)一緒の場にはいつもいるんですけど…喋ったことはないです。4カ月です」と話しており、いい意味で肩の力が抜けています。
冨澤大智は、MMAデビュー戦でいきなりKO勝ちしている
冨澤大智は28歳、栃木県宇都宮市出身。K-1ジム出身のキックボクサーで、サウスポーです。通称は「孤高の闘神」「BDの闘神」。
MMAでの5戦は次のとおりです。
- 2024年12月31日 三浦孝太に1R 1分53秒 KO(左膝蹴り) ※MMAデビュー戦
- 2025年5月4日 山本アーセンに2R 1分24秒 リアネイキドチョークで負け
- 2025年9月28日 平本丈に判定2-1で勝ち
- 2025年12月31日 篠塚辰樹に2R 3分22秒 TKO負け
- 2026年6月6日 加藤瑠偉に1R 4分37秒 TKO(グラウンドでの肘打ち)で勝ち
3勝2敗。勝ち方は膝と肘で、キックの選手らしい倒し方をしています。前戦から96日と、間隔も詰まっています。
そして冨澤の唯一の一本負けは、山本アーセンのリアネイキドチョークでした。組み技の選手に寝かされたときが、この選手のいちばん危ない形です。
2人の数字
| 冨澤大智 | ドンマイ川端 | |
|---|---|---|
| 年齢 | 28歳(1997年10月3日) | 36歳(1989年11月29日) |
| プロMMA戦績 | 5戦 3勝2敗 | 0戦(デビュー戦) |
| 勝ち方 | KO・TKO 2/判定 1 | ― |
| 負け方 | KO・TKO 1/一本 1 | ― |
| ベース | キックボクシング(サウスポー) | 柔道 三段(60kg級) |
| 身長 | 168cm | 166cm |
| BreakingDownでのヒロヤ戦 | 判定0-5で負け | 判定0-5で負け |
この試合の見どころ3つ
- 川端が組めるかどうか。冨澤の唯一の一本負けは組み技の選手に極められたもの。川端は柔道で日本一になった選手で、投げから寝技につなぐ形を持っています。ただしプロのMMAで通じるかは、この日が初めての答え合わせです。
- 冨澤の膝と肘。2つのフィニッシュ勝ちは左膝蹴りとグラウンドの肘。組まれる前に当てられるかが、そのまま試合の形を決めます。
- 36歳のデビュー戦が、いきなりドーム。川端はプロの試合をしたことがありません。5万人規模の会場で最初の1試合、というのは相当に特殊な状況です。
開始は16時です(17時ではありません)
超RIZIN.5は14:00開場/16:00開始です。RIZINが8月2日に変更を発表しました。ただしRIZIN公式サイトの「対戦カード」のページと日本語版Wikipediaは、2026年8月26日時点でも「15:00開場/17:00開演」のままです。くわしくはこちらの記事にまとめています。
選手のプロフィール
この記事に出てくる選手の戦績・経歴は、選手名鑑にまとめています。
試合予定(RIZIN・ボクシング・UFC・ONE のスケジュール一覧)
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この記事で使った出典
- RIZIN公式サイト「超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」対戦カードのページ/大会情報・チケットのページ(契約体重・ルール・開始時間)
- 日本語版Wikipedia「冨澤大智」「川端龍」(戦績・柔道の成績・経歴・BreakingDownの結果)/Sherdog(プロMMA戦績。川端は0戦0勝0敗として登録されています)
- サンケイスポーツ 2026年7月20日(川端のコメント2本)/同 2023年5月21日(BreakingDown8の結果)
- ORICON NEWS 2026年(ドンマイ川端の独占インタビュー。朝倉海との経緯、YouTube登録者数)
戦績・開始時間は2026年8月26日時点の公開情報にもとづきます。BreakingDownでのヒロヤ戦は、2人ともアマチュア扱いの試合として記録されています。誤りを見つけられた場合はご指摘ください。