10月3日(土)、RIZINがはじめて長崎で開いた大会「RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI」(長崎スタジアムシティ HAPPINESS ARENA)の結果です。

メインは、地元・佐世保出身の堀江圭功が宇佐美正パトリックに2ラウンド3分37秒TKO勝ち。右フックで倒し、ヒジと連打で止めました。

30秒でわかる長崎大会

  • メイン=堀江圭功が2R 3分37秒TKO勝ち(グラウンドパンチ)
  • 第9試合=ビクター・コレスニックが松嶋こよみに2R 0分20秒TKO勝ち。連敗を2で止めた
  • 第4試合=井上聖矢が芦澤竜誠に1R 4分56秒TKO勝ち。ダウンを取り合う打ち合いだった
  • 第7試合=ケイト・ロータスがNOELに判定2-1で勝ち。3人のジャッジのうち2人がケイト、1人がNOELを支持した
  • 本戦9試合のうちKO・TKO・一本は5試合、判定は4試合

結果一覧|全13試合

上ほど後の試合です。第6試合(マック・パパリイ vs 赤沢幸典)は、10月2日に赤沢のけがで中止になりました。勝った選手は太字です。「MMA」は総合格闘技(打撃も組み技も使える)、「OF」はオープニングファイト(本戦の前の試合)、「TKO」はレフェリーなどが止めて決まる勝ちです。この大会の試合場は、まわりを金網で囲んだ「ケージ」でした。

試合順 対戦カード ルール・体重 勝った選手 決まり手
第10試合 堀江圭功 vs 宇佐美正パトリック MMA 5分3R/72.65kg契約 堀江圭功 2R 3分37秒 TKO(グラウンドパンチ)
第9試合 ビクター・コレスニック vs 松嶋こよみ MMA 5分3R/66.0kg コレスニック 2R 0分20秒 TKO(グラウンドでのキック)
第8試合 ライアン・カファロ vs 安井飛馬 MMA 5分3R/66.0kg 安井飛馬 判定 3-0
第7試合 ケイト・ロータス vs NOEL MMA 5分3R/49.0kg ケイト・ロータス 判定 2-1
第5試合 火の鳥 vs 上田将年 MMA 5分3R/57.0kg 火の鳥 1R 3分26秒 TKO(グラウンドパンチ)
第4試合 芦澤竜誠 vs 井上聖矢 MMA 5分3R/61.0kg 井上聖矢 1R 4分56秒 TKO(グラウンドパンチ)
第3試合 荒東”怪獣キラー”英貴 vs 長谷川賢 MMA 5分3R/120.0kg 荒東英貴 判定 3-0
第2試合 アラン”ヒロ”ヤマニハ vs 山本聖悟 MMA 5分3R/61.0kg(ノーコンテストルール) ヤマニハ 1R 3分00秒 一本(タップアウト:膝十字固め)
第1試合 杉山廣平 vs 小田魁斗 MMA 5分3R/57.0kg 杉山廣平 判定 2-1
OF第4試合 大木良太 vs ハント・レンジャーズ MMA特別ルール 5分2R/71.0kg 大木良太 1R 4分47秒 TKO(グラウンドでのキック)
OF第3試合 森孝太郎 vs 勇気 キック 3分3R/100.0kg 森孝太郎 2R 1分49秒 KO(スタンドパンチ)
OF第2試合 今村流星 vs 上村玲音 キック 3分3R/57.0kg 今村流星 1R 1分39秒 TKO(レフェリーストップ)
OF第1試合 KAKERU vs 歩叶 キック 3分3R/65.0kg(ノーコンテストルール) 歩叶 判定 3-0

※第2試合とオープニングファイト第1試合は、計量で体重を超えた選手が勝っても公式の勝ちにならない「ノーコンテストルール」で行われました。山本聖悟(100g超過)はイエローカード1枚・減点1、KAKERU(950g超過)はレッドカード1枚・減点2から試合を始めています。2試合とも、計量をクリアした側(ヤマニハ・歩叶)が勝ったので、どちらも公式の記録として残ります。

メイン|堀江圭功 vs 宇佐美正パトリック

この試合は71kg契約の予定でしたが、公式計量で宇佐美は72.65kg(堀江は70.95kg)。宇佐美陣営の申し出を受けて両陣営が話し合い、72.65kg契約に変えて、ふつうのルールで行われました。

1ラウンドは、堀江が片足タックルを何度もしかけ、宇佐美がそれを切る展開。4度目のタックルで倒されながら、宇佐美はギロチンチョーク(首をしめる技)をねらいました。堀江は金網に押しこんでこれを外し、終わりぎわにはヒザを連打して攻めました。

2ラウンド、前に出てきた宇佐美に、堀江が右フックを当てて倒します。ヒジと鉄槌(拳の小指側でたたく打ち方)を出しながら金網ぎわへ運び、強い左ヒジから連打でたたみかけて、レフェリーが止めました。

地元・長崎のリングでメインを締めた堀江は、試合後にこう話しています。

「本当に感謝しか思い浮かばないです。会場に来てくれた人、本当にありがとうございます。(中略)長崎大会のことをいろいろ言う奴もいましたが、今日来てくれた人たちが正解です」

注目の試合

コレスニック vs 松嶋こよみ|2R開始20秒で決着

1ラウンドは松嶋が先に動きました。背中に回ってしめ技をねらい、足の関節技もしかけましたが、コレスニックは極めさせません。2ラウンド、ローキックで崩れた松嶋のタックルを受け止めたコレスニックが、ヒジの連打からサッカーボールキック(倒れた相手へのけり。RIZINのルールでは認められている)を打ちこみ、2ラウンド0分20秒でTKO。

コレスニックは2025年9月に王者シェイドゥラエフに、2026年3月に武田光司に負けて2連敗中でした。試合後は「連敗が続いていましたが、勝てて嬉しいです。元の位置に戻ってこれたと思います」と話しています。

芦澤竜誠 vs 井上聖矢|ダウンの取り合い

1ラウンドだけで、両者合わせて4回のダウンがありました(井上が3回、芦澤が1回うばう)。井上の左フックで芦澤がダウン → 芦澤が左フックでダウンを取り返す → 井上の左フックで芦澤が2度目のダウン → 最後も井上の左フックで倒れ、1ラウンド4分56秒でTKO。終了の4秒前でした。

勝った井上は「これからバンタム級を荒らすんで、覚えておいてください。秋元強真、首を洗って待っとけ」と、次に戦いたい相手として秋元強真の名前をあげました(試合が決まったわけではありません)。

ケイト・ロータス vs NOEL|ジャッジが割れた接戦

8月のRIZIN.54から延期になっていた女子の一戦です。2・3ラウンドはNOELがテイクダウン(相手を倒すこと)を取りましたが、下になったケイトが相手の頭を抱えこみ、強い打撃を出させませんでした。

判定は29-28(NOEL)、29-28(ケイト)、30-27(ケイト)の2-1でケイト。3人のジャッジの見方が分かれました。

カファロ vs 安井飛馬|5月に松嶋を破ったカファロに、安井が判定勝ち

カファロは2026年5月のRIZINで松嶋こよみに一本勝ちしていた選手です。この日は安井が3-0の判定で勝ちました。同じ日に松嶋もコレスニックに敗れています。

大会前の記事

試合前の対戦カード・計量結果はRIZIN長崎は何時から?全13試合の試合順・計量結果と配信にまとめています。これからの試合は試合予定の一覧へ。

この記事で使った出どころ

情報は2026年10月5日時点のものです。勝敗・決まり手・時間はRIZIN公式の発表にもとづきます(判定の「3-0」などは勝った選手から見た数字に直しています)。誤りを見つけられた場合は、ご指摘いただけると助かります。