【9月10日】RENA vs クジュティナ|RENAの負け方4つと、クジュティナの勝ち方4つが同じ形をしている
2026年9月10日(木)の超RIZIN.5 浪速の超復活祭り(京セラドーム大阪)で、RENAとナターシャ・クジュティナが対戦します。RIZIN女子スーパーアトム級(49.0kg契約)の一戦です。
大阪府出身のRENAが、大阪のドームで、「復活」をテーマにした大会に出る。本人が「いつ終わってもおかしくない」と話している再起戦でもあります。
そして数字を見ると、この試合はかみ合いすぎているくらい、かみ合っています。
RENAの6つの黒星のうち4つは「極められた」負け。クジュティナの4つの一本勝ちは、4つとも「腕ひしぎ十字固め」です。
RENAは、打撃で倒されたことが一度もない
まずRENAの負け方を全部書き出します。MMA通算は21戦15勝6敗です。
- 2017年12月31日 浅倉カンナに1R 4分34秒 チョークスリーパー
- 2018年7月29日 浅倉カンナに判定0-3
- 2019年6月14日 リンジー・ヴァンザントに1R 4分04秒 チョークスリーパー
- 2021年12月31日 パク・シウに判定0-3
- 2023年4月29日 クレア・ロペスに3R 4分21秒 膝十字固め
- 2025年12月31日 伊澤星花に2R 1分58秒 ギロチンチョーク(RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ)
6敗のうち4つが一本負け。そしてKO・TKO負けは0です。
これはMMAだけの話ではありません。キックボクシングでも42戦5敗で、5敗はすべて判定負け。シュートボクシングの世界王者として積み上げた打撃のキャリアで、RENAは一度も打たれて倒れていません。
つまりRENAを止める方法は、これまで1つしかありませんでした。組んで、寝かせて、極めることです。
クジュティナの勝ち方は、その1つに集中している
クジュティナは11戦10勝1敗。KO勝ちが0で、勝ち方は一本4と判定6だけ。唯一の黒星も判定です。
そして4つの一本勝ちは、4つとも腕ひしぎ十字固めでした。
- 2022年11月18日 デジレー・ベネットに1R 2分51秒
- 2023年4月14日 カレン・キンテーロに1R 0分39秒
- 2023年7月21日 ケイシー・マクブライドに1R 3分09秒
- 2026年4月12日 浜崎朱加に1R 4分54秒(RIZIN LANDMARK 13)
直近の浜崎朱加は元RIZIN女子スーパーアトム級王者。その相手を、初参戦の1試合目に1ラウンドで極めています。
クジュティナはリオ五輪の銅メダリストです
クジュティナのバックボーンは柔道で、2016年リオデジャネイロ五輪 女子52kg級の銅メダリストです(英語版Wikipediaで確認)。世界選手権でもメダルを複数獲っており、ヨーロッパ選手権のタイトルもあります。
柔道の引退は2021年、MMAデビューは2022年。まだキャリア4年で、37歳です。所属はアメリカン・トップチームで、同じ大会に出る野村駿太と同門になります。
2人の数字
| RENA | クジュティナ | |
|---|---|---|
| 年齢(9月10日時点) | 35歳(1991年6月29日) | 37歳(1989年5月8日) |
| MMA通算 | 21戦 15勝6敗 | 11戦 10勝1敗 |
| KO・TKO勝ち | 8(勝ちの53%) | 0 |
| 一本勝ち | 2 | 4(すべて腕十字) |
| 判定勝ち | 5 | 6 |
| KO・TKO負け | 0 | 0 |
| 一本負け | 4 | 0 |
| 判定負け | 2 | 1 |
| そのほか | キック 42戦36勝5敗1分(KO勝ち11) | リオ五輪 柔道52kg級 銅メダル |
RENAは「いつ終わってもおかしくない」と言っている
RENAは2025年大晦日、伊澤星花とのタイトルマッチでギロチンチョークに敗れました。試合後は涙をこらえながら「このまま辞めれない」と現役続行を表明しています。
今回の会見でも「いつ終わってもおかしくない」「これに勝って年末タイトルマッチでベルトを巻く姿をファンに見せたい」と話しました。引退を覚悟したうえでの再起戦、という位置づけです。
大晦日から253日ぶり。地元・大阪のドームで、というのがこの試合の背景になります。
この試合の見どころ3つ
- 組まれる前に打てるか。RENAのKO・TKO勝ちは8で、左のボディや膝で倒してきました。クジュティナはKO負け0ですが、KO勝ちも0。打撃戦になればRENAの土俵です。
- 腕を伸ばされたとき。クジュティナの一本勝ち4は全部腕十字。RENAの一本負け4は首3・脚1で、腕はまだありません。ここは「初めて」がぶつかる形になります。
- 3ラウンドまで行った場合。クジュティナは10勝のうち6が判定。柔道の組み手で押さえて取り切る形も持っています。
開始は16時です(17時ではありません)
超RIZIN.5は14:00開場/16:00開始です。RIZINが8月2日に変更を発表しました。ただしRIZIN公式サイトの「対戦カード」のページと日本語版Wikipediaは、2026年8月26日時点でも「15:00開場/17:00開演」のままです。くわしくはこちらの記事にまとめています。
選手のプロフィール
この記事に出てくる選手の戦績・経歴は、選手名鑑にまとめています。
試合予定(RIZIN・ボクシング・UFC・ONE のスケジュール一覧)
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この記事で使った出典
- RIZIN公式サイト「超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」対戦カードのページ/大会情報・チケットのページ(契約体重・ルール・開始時間)
- Sherdog(両選手の通算戦績と勝敗の内訳)/日本語版Wikipedia(同、および全試合の日付・決まり手) ※2つを突き合わせて一致を確認しました
- 英語版Wikipedia「Natalia Kuziutina」(リオ五輪の銅メダル、柔道の引退年、MMAデビュー年)
- ENCOUNT/シュートボクシング公式サイト(RENAのコメント)、RIZIN公式YouTube(2025年大晦日の試合後インタビュー)
戦績・開始時間は2026年8月26日時点の公開情報にもとづきます。RENAの年齢は、会見当時の報道では34歳と書かれているものがありますが、試合当日の9月10日時点では35歳です。誤りを見つけられた場合はご指摘ください。